Prasat Soeng nau Kaet Udtor MeanChey 2

とりあえず続きを。

寺院内部に入ってみますがやぶの中ですねぇ相変わらず。
東と南北に門があって　東左右に経蔵、中央に3連の祠堂という構造のようですが南側中央から回り込んで
中央の祠堂しか確認ができません。
祠堂から東向いてみると

こんな感じです。さすがに無理ですわ。

中央祠堂はこんな感じで
入口の石の枠と祠堂下部のレンガのみ残ってはいますが。

内部のレンガ。
中央祠堂の入口の石枠について

その傍らに置いてあった石柱

これは連子窓とまぎらわしいけど未完成、装飾する前の門柱のようで
どうもこの寺院も未完だったようです。

あとはめぼしいものを探すことはできませんでした。

北祠堂の残骸

これは北側のラテライト壁も見えてますが。

まあ北祠堂も埋もれてますが壁の一部は確認できます。

南祠堂のなれのはてはどうかというと

て感じですね。こちらはもう土に還ってますね。

南北祠堂は中央祠堂とはくっついてないと思います。そして中央祠堂と並列ではなく
一回り小さめで引っ込んでいたようです。

レンガ塔末期の11世紀の頭くらいのものだろうと、石枠の組み方と、外に落ちてた破風の装飾、
わかりにくいけどリンテルの様式、リンガの参道というスタイルから推測されます。
それにしても語尾が統一感ないのはいかがなものかと。

文献、考察についてはまたいずれ。今のパソコンハイスペックにしたのに
CISARKさんサイトというかネットの画像がまともに表示されない不思議。