カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Prasat Preah Phnom その4

本日はPrasat Preah Phnomを 写真中心に紹介してまいりたいと思います。 碑文のあった、前列の中央祀堂と、あったと思われる南祀堂については写真を載せましたので 他のところなど、ぐるぐる回ってみたいと思います。 といいつつ、南祀堂の南側面です。 後列…

美術 民族関係

未整理 美術・宗教関係 J.ボワズリエ「クメールの彫像」石澤良昭他訳 連合出版,1986 新版2001 図録 「アンコールワットとクメール美術の1000年展」 朝日新聞社、1997 J.Boisselier “The heritage of Thai sculpture” Wheatherhill NY,Tokyo,1975 オ…

Prasat Preah Phnomその3~碑文K.594及びK.454について

本日は休日でもありましたので 碑文について、を先にやりたいと思います。 碑文について、ということはまた、かなり私的な感じになりますので 写真だけでも眺めてくださいませ。 先に碑文K.594について述べましょう。 はっきり言ってこれはどこにあったのか…

Prasat Preah Phnom その2 K.593について(速報)

えらいことになりました。 小心者の私はびびりつつ CISARKに勝手に図面使ってごめんね、とメールしたら、即レスで 「うむ、問題ない」とご回答いただきました。 ありがとうございます。これで心置きなく遠慮なく、使わせていただきます(^0^)/。 それは…

Prasat Preah Phnom その1とりあえず。

えー。昨日の予告通り、 本日からしばらくまた、一つの遺跡について紹介してまいりたいと思います。 Prasat Preah Phnomは、先日までのKdei Ta Komグループより8km弱ほど北上したところに ある、5万分の1の地図ではPhum Slat (またはPhum Preah Phnom)という…

Angkor ChumのVat ???

えー。すいません。 本日は小ネタです。 しかも。 遺跡、というかお寺の名前が分かりませんはいすいませんすいません。 とりあえずAngkor Chum 地区のChar Chhuk集落Doun SvaにあるのでVat Doun Sva(仮称)としておきます。 舗装道ぞいなので楽勝です。 追…

まとめKdei Ta Kom ThomとKdei Ta Kom(6回目)

えー。 だらだらとやってきましたこの、Kdei Ta Kom Thomですが 本日でとりあえずおしまいとします。 が! 周囲には見そびれた橋や、遺跡がまだちょぼちょぼとありますので、 ひょっとしたら今秋の旅でまた探訪するかもしれません。 まだまだなぞが多く、検…

Kdei Ta Kom Thom その6

大体のところは紹介し終わりましたが、本日もKdei Ta Kom Thom です。 その前にお詫びを。 昨日南経蔵として載せました写真は北経蔵の別角度からの写真であることが判明しました。 お詫びして、本日は真・北経蔵を最初に。。 追記 てヲイ 南経蔵のまちがいで…

Kdei Ta Kom Thom その5

本日もKdei Ta Kom Thomについて、写真中心で眺めて参りたく思います。 やっと中央部の東楼門にとりついたところでしたので、 本日はこれと、中央部について眺めてみたいと思います。 では東楼門の内部など。 ここの右側の石壁に碑文K.246がありました。それ…

Kdei Ta Kom Thomの碑文K.246-248についてTEXT ONLY

日曜ですので碑文解読にまいります。 興味のない人はスルーしてください。 いつものごとく考察は暫定的な仮説です。 K.246はすでに2,007年9月9日にみてますが、 写真がないのもさびしいので再掲しておきましょう。 クメール語で vi 986s'aka mvayです。 シャ…

Kdei Ta Kom Thom その3

2日間でこの遺跡の外周を廻ってきましたが、 本日はやっと東門、正面に戻りまして やっと中央部の楼門までたどり着こうと思います。 この寺院は3月21日のPlanでごらんのとおり、外周に遺跡があってその中に環濠があります。 ちょっとこのことを留意しつ…

Kdei Ta Kom Thom その2

本日も写真中心で 昨日に引き続き この、まあまあ大きな寺院を眺めていきたいと思います。 明日暇があれば、また現物は見当たりませんでしたが、 長めの碑文の解読などいたしたいと思います。 そこで先日の遺跡と関係があるのかないのかが見当がつけばと思い…

Kdei Ta Kom Thom(もしくはBanteay Ta Kom,Prasat Kol)その1

はいすいませんでした。 今日からしばらくは写真主体で行きます。 今日の遺跡はKdei Ta Kom地元ではPrasat Kol(Thom) Angkor Chumの中心地区Char Chhukでは写真入りの案内板表示があって 観光に力入れたいなあという地区の気持ちが伝わる。 ここの寺院 昨日…

K.245の訳出文と考察。TEXT ONLY!ver1.0

http://blogs.yahoo.co.jp/vyadhapuresvara/34773944.html http://blogs.yahoo.co.jp/vyadhapuresvara/34844762.html 今日はごく私的な碑文の訳出と考察ですので、 スルーするのがよろしいかと。 写真もない不親切バージョンです。 ・・・ SiemReap州 Angkor…

Kdei Ta Kom その2

本日は昨日に引き続き Kdei Ta Komについて、もう少し掘り下げていきましょう。 すいません書いてる途中で寝てしまいましたのでやっと公開です。 本日は昨日に引き続き Kdei Ta Komについて、もう少し掘り下げていきましょう。 ちらっと見せて中途半端で終わ…

Kdei Ta Kom(Ta Kam-、Prasat Kol- touc)その1re

えー。 昨日紹介いたしました橋の周辺には寺院などの遺跡が結構あることは もうグーグルアースの写真などにてご承知かと思われます。 この一帯は昨日の写真で見たとおり、王道の西に広がっておりますが、 寺院の上にもっとも大きな正方形の城壁の跡らしきも…

橋をはしまではしらないではしおる

色々と忙しく更新が遅れましたが、 また何事もなかったかのように続けて参ります。 本日は前回の寺院から南西にあります、Banteay &Kdei Ta Kam の前に この2つの寺院の近くにあります王道、の橋を取り上げたいと思います。が! 調べてみたら、ほとんど見そ…

果物がよくて糊な村(Prasat Snay Laa/Prasat Bei Mat)

えー。 あまり碑文の話だと世間の受けが悪いと知りつつ、 これからも碑文の勉強をしていこうと決心しておりますが、 さすがに平日はつらいし、確定申告などしなければなりません(引っ越した)ので 今日はさらりと行きたいと思います。 本日の遺跡 Prasat Sna…

Prasat Travについて その3

えー。 昨日久々に碑文を見てみましたが、 この碑文の書かれたシャカ暦1031年=西暦1109年に この寺院が建ったのではない ということを、今日は考察していきたいと思います。 アイキャッチに意味もなく画像を入れてみましたが、 今日もテキスト中心…

Prasat Travの碑文のナゾにちょと迫る

えー。 本日は予告したとおり 昨日ご紹介した遺跡、Prasat Trav(Trau Trao) の、碑文についてじっくり眺めて参りたいと思います。 はいほとんどテキストです長いです読むのも疲れますまだ週の初めですし適当にとばしてください。 というわけで、風景写真が出…

Prasat Trau (Angkor Chum)

本日より 場所を移動して、しばらくは 王道がタイのスコータイまで延びるその途中、 シェムリアプ州アンコーチュム辺りの遺跡をご紹介いたします。昨年の秋と今春と2回分を一通り。。。 追記 コレは大ぼらですね。王道沿いの遺跡も紹介しますが、今回のPrasa…

Prasat Kdakの追加するべき1,2の事柄。

えー。 今日は短いです。 昨日の寺院に付属する貯水池についての写真追加です。 まず、西側の池。小さいです。しかし、昨日ご紹介したとおり、池の東面にはシンハが並んでいたのではないかと推測されます。 西の池の写真が見当たりません。その近くのシンハ…

Prasat Kdak(Phum Kdak)

えー。週末はアップできないかと思われますので、今日はもう一本。 Prasat Kdakについて述べたいと思います。 これは先日のKulen地域のグーグルアースの写真の下のほうを凝視していただけたら、ロゴやらクレジットやらに重なって書いてるのが見えると思いま…

ナゾの寺院か違うのか(in Khum PhnomPenh)

本日はナゾの遺跡について2か所ご紹介しますが これが寺院だったのかどうか、ということは分かりません。 まずは一箇所め、こっちはグーグルアースの写真に適当に載せときました。 Prasat Balangとこの少年は言っていました。台座とか玉座の寺院ってとこで …

Kulen 旅の限界か

えー。 花粉が飛んできたので、薬使ったら、気持ちよく爆睡してしまいました。 昨日すっとばしたことを、なかった事のようにはじめたいと思います。 本日と明日は、 Koh Ker(コー・ケー)の東の町、Kulen(Kulean:クーレン山とはまた別)の遺跡などを紹介し…

Prasar Sema~Choam Khsantよまたいつか。

本日で、とりあえず、ワタクシが訪れたChaom Khsantの遺跡は、ネタ切れです。 あ。去年の春に訪れた未紹介の遺跡が一件ありましたが、これはいずれのうちにかまた。 本日はPeasat Sema(Semaとは結界のことのようで、寺院の四隅や境界線に置く石もSemaといっ…

Prasat Snaeng Krabai Khang Cheung 2/2カリッカルの母かチャームンダ?

えー。 このPrasat Snaeng Krabai Khang Cheungの破風 踊るシヴァ神Natarajaご一座である。 その右側 さらに、ドン! を見た私は、帰国して早速ほくそ笑みながら遺跡仲間のHさんにメールした。 「フフフ、この人だーれだ?」 私的答えは Karikkal Ammaiyar…

Prasat Snaeng Krabai Khang Cheung1/2

昨日の、やけにあっさりした水牛の角寺院 南、でしたが、本日は、 南というからには北もある、って感じで、南の寺院から、1.5kmほど北に行けばここに着きますが、 そんなに単純明快にたどり着けるものでもございませんでした、 が、とにも角にも その北に来…

Prasat Snaeng Krabai Khang Tbongについてのメモ

本日も引き続き、Choam Khsantを基点にして探訪した遺跡について述べたいと思います。 Prasat Snaeng Krabai Khang Tbong 訳すると 水牛の角 寺院 南側。 Choam Khsantから南西の町外れに向かい、ずっとずっと南下したと思う。 時間的にもPrsat Preah Neak B…