ナゾの寺院か違うのか（in Khum PhnomPenh)

本日はナゾの遺跡について２か所ご紹介しますが
これが寺院だったのかどうか、ということは分かりません。

まずは一箇所め、こっちはグーグルアースの写真に適当に載せときました。
Prasat Balangとこの少年は言っていました。台座とか玉座の寺院ってとこで

ラテライトの石段だけが残っています。

これだけ残っているので名前がそうなったというのは分かりますが。

ちなみにこの少年、この前は西洋人を案内したと、にわか地元ガイドとしてやってるようです。
肖像権がちょと気になる。のでちょと加工。

ちょっと写真では分かりづらいですが、昨日の山Phnom Pilのほぼ真東に（１ｋｍくらい？）
位置していて、ラテライトの配列の方向からも推測されますでしょうか、ハイ。

と、まあ、ここまではよいけども、

これまたどうしてもっとましな写真を撮らなかったのかとツッコミをいれつつ、

こんな感じで、ラテライトの石段、
ほぼ正方形に囲ってあり、真中に行くほどおりる感じであります。

どうもおかしい。

周りにはラテライトのブロックが落ちてはいるが、レンガや、砂岩は見当たりません。

レンガがないということは、普通いくばくかは散乱している野が目に付くので、
(見つけられなかったのかもしれないが）少なくとも寺院はレンガ造りではないでしょう。

砂岩は西部の州のようにポルポト時代などで、石材として持ち出されたのかもしれないけど、
この地域でそうだとしたら、昨日のPong Toekも破壊されてしまっていてしかるべきかも。
そんなに遠くではないし。

もともとラテライトのこの石段だけではなかったのだろうか、という印象をもちつつ、
少年が同じような遺跡がもいっこある、というので行くことにしました。
恨めしきは日の短さよ。ε=ε=ε=ε=ε=(o- -)o ブーン。

こちらの遺跡は、ホント面目ない、名前忘れました。P???だったと思うが、すぐメモした
のだすが、翌日ふと気になってガイドさんに確認したら、それは雪（Pleang)って言う意味でありえないっしょ、っとツッコまれ、じゃあなんと？、とツッコミ返したら彼も忘れたという体たらくで、重ね重ね情けない<(_ _)>。

場所は今の遺跡よりも、村の東北東にあって、どちらかというと反対側の山並みPhnom Vayに近かったですが、この山の名も再確認を要しましょう、ハイ。

確かにここも同じく、ほぼ正方形、一辺はどのくらいか、１０ｍ弱でPr.Balangよりは一回り大きい印象でしたが、単に石がばらけて展開しているだけかもしれないです。
やはり正方形の中央が窪んでいるようで、枯れ木がちょっと邪魔しているが雰囲気はなんとなく写真でもお分かりになれるかと。

うーん。

推測の域をでないが、井戸か何かのあとか？
最初王道の設備の一部かと思ったが、地図を見る限り王道から、逸れている。
・・・昨日の寺院もついでに逸れてました＾＾；。

しかし、井戸と思いきや、その東には

このような土手がまっすぐ延びており、こうやって、土手を切って農道が通っていたが、中はやはり相当大きな貯水池のように、みえた。貯水池があるのなら、井戸はいらないかと思われ。。。
・・・
夕方だったのであまり歩き回って調べられなかったorz。

貯水池でなく土手だとすれば、結構長い。
もうひとつの可能性は、王道とは言い切れないが、なんらかの古道。

これら二つの遺跡がそもそも同じ性質か、というところから、議論を始めなければいけないのであろうが、距離的には３ｋｍくらい離れているし。他に同じような遺跡はなかろうか？・・・

考えるときりがないのでこのくらいにして。

まとめますと。
二つの遺跡についての可能性
１．寺院であったが土台だけ残して、バラされた。
２．もともと寺院ではなくなにかの設備。

土手にまつわるナゾ。

Ａ．二つ目の遺跡の東の土手は貯水池の土手。
Ｂ．そうではなくて、なんらかの古道。
Ｃ．いやなんでもない。ポルポト時代の（ｒｙ。

他にもあるかもしれないが、これらの組み合わせのどれかにヒントがある、ようなないような。

ふしぎな遺跡でした。
再調査してみたい、というかして欲しいと思いますが。。。

今回は遺跡のこともよく分からず、さらに寺院ですらないかもしれない、ということで、
まっことてけとーなお話でした。

次はちゃんとした寺院が出てきます。明日いないので夜にでも書き溜めときましょう。

写真はKulenのG.H.

私の知人が迷い込んで民泊した当時からすれば隔世の感。

なんと！
プノンペン行きのバスまで出てるし。。。

ってどっちのプノンペン？まさか？？