カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

2018-01-01から1年間の記事一覧

Preah Put(Kompong Cham Kau) nau Kalay Ta Vang,Veun Sai,Ratanakiri その5

いろいろあったりあちこち行ったりしてご無沙汰しました。 引き続きPrasat Preah Putですが。 黄色いところが前回分で 今回は赤いボーフラにしかみえないあたりをうろつきます。 非常に悩みますが、中央祠堂の前室の北壁内壁を見ているのか? その北にはしか…

Preah Put(Kompong Cham Kau) nau Kalay Ta Vang,Veun Sai,Ratanakiri その4中央祠堂か?

密林の中でGPSはうまく作動してないわ、ピンボケしまくってるわでどうしょうもございませんが、 続けて遺跡の中心へと上がりますと、先ほどは全く北側だけしか見てなかったことが判明しました。 東西に10m以上はあると思しきレンガの壁が、2条 幅があるの…

Preah Put(Kompong Cham Kau) nau Kalay Ta Vang,Veun Sai,Ratanakiri その3 南祠堂

川沿いの土手に何かないか見ては特段何も見つからず、 枯れ川を西に移動してから 再び北上して、遺跡に戻ります。 というか、遺跡を目印にしないと迷います。というか半分迷ってます。 また朽ちかけた木を渡り北上すると 遺跡の南面に戻りますが、 この画像…

Preah Put(Kompong Cham Kau) nau Kalay Ta Vang,Veun Sai,Ratanakiri その2

えー 遺跡についたのに何で南下なんかしてるのか? と疑問に思われるでしょうが。 グーグルマップ上に置いたマーカーは錯綜してますが、 2月までは無事だったCISARKさんの、この遺跡に関する記載で、 プノンペン国立博物館に収蔵されているシヴァ神、ヴィシ…

Preah Put(Kompong Cham Kau) nau Kalay Ta Vang,Veun Sai,Ratana Kiri その1

引き続き、ラタナキリの重要な遺跡であり、既知のPreah Putこと、Kompong Cham Kau CISARK643 IK.は当時は属していたStoeng Trengの項目で見いだせず不明ですが、ここについて記しましょう。 あらかた書いて未完のまま寝てしまいましたので追記しまくってお…

Prasat Yak Nang nau Ou Ya Dav ,Ratanakiri その3

しばらく途絶えてましたので、続きというかまとめたいと思います。 散々グーグルマップにTak NangじゃなくてYak Nangだと言ってたらやっと昨日くらいに 訂正されてました。 よかったです。 と思ったら書きかけのまま公開されてましたね。失礼しました。 その…

東京国立博物館東洋館の展示物と遺跡の名について6/20改

まあみなさん行かれてて特に書くこともないですが、いくつの展示品の遺跡について ちょっと触れておきましょう。 なんか前に比べると表記が修正されててまともになってる気もしましたので。 まあ場所が分かればなんらかのイメージの手助けになるでしょうし、…

0341 Kdei Ang-Tuol Chumnikと4541 Prasat Ta Mol(仮;もしくは未知の遺跡)の相同について

追記:Prasat Ta Molですが、遺跡地図を見るにどうも、この記事で画像上げている箇所より南南東に あるようです。 グーグルマップでいうとここらへんです。 CISARAKさんがまた日曜夜に休みを取って、データもボロボロになっており、推定しかできませんが、 …

カンボジアの遺跡探訪 を始めます。

冷やし中華がはじまる時期に合わせてるわけじゃないですが、 カンボジアを中心とした考古学サイトの位置情報 (6月9日表題変更) という カンボジアを中心とする考古学サイトの位置同定を、 未見、既知にかかわらず、 ブログ形式にするかwiki形式にするか長い…

おさらいメモ Gajendra Moksha 6/13改

えー。 10年ちょっと前に書いた、 Vat Saen SamranことArak Thalo 510 IK627,今読み返すと滅茶苦茶書いてますが、まああえて過ちはそのままにしておきますが、 その中で、 これをずっとナラシンハかなんかに退治されてる悪い象かと思っていたんですが、 (Kal…

カンボジアのニュースの拾い読み

適当にカンボジアのニュースを眺めてリンクを辿っていたら。 Otder Meanchey州で遺跡が見つかったとか。3月28日に発表されたようですが。 どこらへんかさっぱりわかりませんがTrapeang PrasatのTomnup Khnar村とやらに ប្រាសាទ​តាតុញ Prasat (Ta) Tonhとい…

高野秀行著 「アヘン王国潜入記」

もう10年以上前に文庫本で読んだが、最近電子書籍化されてて写真がカラーになってるので再購入。 ワ族というのはモンクメール語族で、クメール語が3割くらいわかると、登場人物の一人がカンボジアの短波ラジオを聞いてて述べるくだりがあり、これが印象的で…

CISARKさんのUTMを緯度経度に変換する苦労

まあ自分のメモ用ですが。 昔からGPS使われてる方には常識的な基本の話でしかないのかもしれませんが。 今年の2月もラタナキリのPreah Put(これも3月か4月以降CISARKさんから消滅してしまいましたが)、 当時サイトに記録されていたUTM 一つはプノンペン国立…

2018年雨季の始まりの旅 3

グーグルマップで見るとカンボジアの地形の変化の激しさに愕然となりますね。 2月に行ったラタナキリのPreah Putの南がごっそりプランテーションになっててビビりました。 また行きやすくはなったんでしょうけど。。 5/3 Kompong Thom Prasat Sambor ①Prasat…

2018年雨季の始まりの旅 2

5/1 Kratie ①Thma Krae再訪 やっぱり碑文は見ること能わず。4月中旬のカンボジア正月あたりに旅せねばならない。 つくづく2年前の旅行計画がおじゃんになったのが悔やまれる。。 Sambour ②Koh Sam Thom グーグル先生で青い小屋というか祠というかがしっかり…

2018年雨季の始まりの旅 1

えー 帰国してすぐまとめりゃよかったのに、昨日はさぼったり絶望したりしてたら、 今朝に入ってまたCISARKさんが逝っておられます。 (追記 今回は1日で復旧) まあまたしばらくしたら戻るでしょうが、戻るたんびにデータがどんどん損耗してるような気がする…

5/5

朝から帰るだけです。 シェムリアプの空港にて。 日本語の本の並びに置いてあるのがちょっといろいろ思うところがあるが、 レジでこの本売って大丈夫なの?wと聞いたら、普通はアンコール遺跡の本を買うんじゃないの?w とか言われたものの、 まあ出国する…

5/4

プノンペンで英語のPhum Snay の本を買ったので博物館とやら出来てる現地へ Tepkaosa Snay museum と言っても一 一部屋の建物に発掘された埋葬人骨や青銅器時代から扶南にかけての土器、ドンソンのサジやここにどうやって到来したのかラピスラズリのイアリン…

5/3

サンボープレイクック (SPK)その先へ2 2にしたのは今は消えかかっているAngkor explorersさんに敬意を表して。 SPKの遺跡チラ見しつつ通過するのも勿体無いがまたいずれ。 崩れる前ののYeay Ponとか画像あげといたほうがいいのか知らん。それにしても早稲田…

5/2

残念ながら。 クラチェ博物館 …インド人ェ シュリーヴィジャヤ様式と紛らわしかったのは腹部や胸部でクロスする宝飾や瓔珞で 体型はスリムなのが多かったが、どうも肉感的ですねこりゃ。あ、パーラ朝もどきもあり時代が降りすぎで一貫性が。。。 が学芸員の…

5/1

朝コンポンチャムを出てSuong でドリアンを買ったらパイリンからという。ご当地産じゃないのかと聞いたらコンポンチャム産は来月出るとのこと。去年2月に食べたのはどこのだったのか。 73号線の手前に片道3車線の大きな道路が出来ててロータリーや謎の巨大…

4/30

お寺めぐり。 Kandal Vat Vihear Suot 同名の村にあり大きい寺院の一角に時代がわからない古いレンガのstupa。それにしても昨日がめでたい仏様の日とかで余韻で人が多い。のはいいが老若男女物乞いの嵐である。 Vat Sithor ポストアンコールのstupa 特に何も…

4/29

プノンペン国立博物館 なんか写真撮影禁止になってたような気がして大人しく見てたんですけど(私がクメール語の勉強したCDには写真撮ってもいいが触っちゃダメという例文がありましたがシクロが走ってたり500リエルで高いとかいう例文もあったから30年近く前…

暑いですね

本日は移動のみでバンコクが雨で涼しかったのでカンボジアももしやと思ったらやはり雨は降ってないけど蒸し暑いですね。 そんなことよりCISARK さんがまた閲覧できるようになってましたのでスクショ撮っておかないといつまた消えるかて感じですね。 まあこれ…

放置中ですが

まあ我ながらあきれるくらいほったらかしにしておりますが、 明日からまたカンボジアに参ります。 ほんとCISARKさんももうたぶんデータがどんどん損耗して消えていくようですし当てにできないので なかなか下調べも進みませんが雨季にもなりつつあるでしょう…

Prasat Yak Nang nau Ou Ya Dav ,Ratanakiri その2

ちょっといろいろありまして間があきました。 前回この遺跡が東西に通り抜けられると誤認していましたので改めて訂正します。 単に西壁が破損していただけですねこれ。 存在感のある北側、画像でいうと←側の柱のように見える北西壁の破損して傾いた部分が、…

書庫追加

Nadie Balsheimer "Les collections du musèe national de Phnom Penh",EFEO 2001 時代ごとにトルソー、神像だけをまとめてるので便利ですね。 しかし2001年に出て、今までなんで気づかなかったのか。EFEO自体あまり寄り付かないからかもしれない。 Louis MA…

戦時中のアンコール遺跡文献

最近入手した戦時中の文献など。 薄葉義治「アンコールワット」 湯川弘文社 昭和19年1月 薄葉氏がどういう方か不明だが、徳富蘇峰記念館が出てきて蘇峰に手紙を出した記録が残っている。 蘇峰が返信した記録はないようだが。 富田亀邱「アンコールワットの彫…

Prasat Yak Nang nau Ou Ya Dav ,Ratanakiri その1

ラタナキリ州はカンボジアの北東、ベトナムとラオスに国境を接し、起伏の多い山岳地帯で古くからKuoy Jarai Tampuon Kacho Pnong族などの少数民族が、そしてタイラオ族が、たぶん南下ないしは西進して定住していると考えられている。 歴史上は空白の地で、英…

2018年乾季の旅-4 ラスト

①Prasat Plang グーグルマップではDaun Trongと載っているが。533 IK.654 て碑文K.452? 全く気付かなかった。。 ご覧の通り保存のため本堂入り口に木枠が作ってあるので碑文見えなくてもやむなし。 しかし予習くらいしていくべきでしたわ。 ②Vat Balang Rea…