カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

Preah Put(Kompong Cham Kau) nau Kalay Ta Vang,Veun Sai,Ratanakiri その2

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えー
遺跡についたのに何で南下なんかしてるのか?

と疑問に思われるでしょうが。

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グーグルマップ上に置いたマーカーは錯綜してますが、

2月までは無事だったCISARKさんの、この遺跡に関する記載で、
プノンペン国立博物館に収蔵されているシヴァ神ヴィシュヌ神出土地のUTMが
記してあったので、その地を見てみようと思ったのです。
さらにいえば、広大な城市のようなものを形成していた可能性もあるので、
なにかしら遺構がないか行き当たりばったりで探したのもあります。


が、
先述したとおり測地系WGS84と思っていたため、Indian1960とはかなりずれを生じていたこと
にも気づかず、しかも徘徊しても特段なんというものもなく、徒労に終わった、という話です。

ブラウザ上のグーグルマップに、画像のGPSデータを移すことができませんので二枚並べて置いております。
というか手作業でできなくはないですが・・・。

ただ、この徘徊のお蔭で、実際最初見てたのはほんの一部でしかないことに気づきましたが。

南西に進んでたつもりが南東に進んでいますが、結果的にはUTMで示す南東のポイントに近づいてはいます。
最初は道すがら、道はないんですが
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まだちらほらレンガが落ちてますが、
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すぐこうなります。

迂回していると
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このような渓流、両岸が崖になっているようなところがあり、
しかし原住民のみなさんがこれまた典型的な丸木橋を渡しております。

しょうがないので崖からちょっと下ってわたります。まあ2mもないですが。

渡る必要性は全くないのにわたります。

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そしてシヴァ神が出土したとかいう地点、結果的に全然違ってましたが
を探し回っております。

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この一帯はまた南に別の条の小川がありその岸辺から斜面を登って、そこそこ平坦な土地になっており、
幸いにして密林ではなくそこそこ林床が空いています。

まあたまたまでしょうが
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ここでレンガの一片のみを見出しました。

他に人跡はまったくなく、ここが何かあったのか、たまたま現地の人が遺跡からレンガを持ち出し
めんどくさくなってここで捨てたのか、不明ですが、こういうことはどこでもままあるので、意味は見出さずにおきましょう。

このままずっとファイト一発みたいなことを続けてもらちがあかないので、
遺跡のほうに戻ることにしました。



まあ後日また触れますが、この、Siva神というのが
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で、→後のVisnhu神ともどもここから出土しておりますが、
どう見てもサンボープレイクック様式というより、特に後ろのヴィシュヌ神はプノムダ様式に近い気がしますがどうでしょうね。