カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

碑文について

碑文K.135 Prasat Lobok Srot(Prasat Lbeuk Sraut,Prasat Srot Srei)IK131.02 その11

2015.7.3 5月に書きかけて放置してましたが、やる気が充電されたので公開します。 これでまた充電が切れましたので次回は不明です。 ・・・ さて途切れ途切れですが続きます。 今回は短文です。この遺跡で見つかったもう一柱の碑文K.135ですが。 3行しかあ…

長文 碑文K.134 Prasat Lobok Srot(Prasat Lbeuk Sraut) IK131.02 その10

ではいよいよ大詰めになって参りましたがこの遺跡で発見された2柱の碑文を見ていきましょう。 と言って書き始めてからどんどん長くなりましたので分割することにします。 とても長いのでGW暇でしょうがない方やカンボジアの碑文マニアの方(実在するのか?)…

Prasat Preah Theat Khvan Pir IK.130 その1

ちょっと間が空きましたが前回の遺跡Prasat Preah Theat近辺の、こちらはKompong Preah 様式時代の代表的遺跡の一つといえる、Prasat Preah Theat Khvan Pirについて述べてまいります。 とはいっても今回はコピペに終始しますがw とりあえず先に結論をぶっ…

Thma Krae IK.130.02 その1 長文注意 自家用メモK.122,K.926 K.927

KratieのThma Kraeについてとりあえず自分用メモのためスルー推奨です。 石澤先生の新著読んでたらいろいろとわかったのでこっそり追加と訂正を。 なんてことか碑文は3つあったが、実際のところ一つと思い込んでしかも1個もまともに見てないが水ですり減っ…

プレアンコールの碑文の研究

便利な世の中になったもんです。 http://sealang.net/ok/image.htm これでまじめに勉強しようw

K.46 Phnom Nok(Phnom Chhngok) text only

ちょっと間があきましたが、Phnom Chhngokについてここで出土した碑文について述べてまいりたいと思います。と言ってもいつものごとくセデス先生のまる写しですがw。 解説では、この字体はプレアンコール期のものであり、やはりこの寺院の自然的な特徴とし…

Phnom Krabas(Kao Phu Fai) no.936 IK.397 最終回

えー。 やる気が切れないうちに宿題を残さないように、この山のことを今日で終わらせたいと思います。 が碑文についての自分用メモなので、スル―推奨しておきます。 写真はありません。 現物がin situであるのかどこかに収蔵されたのか、行方不明ですがこの…

Prasat Sangkasその4 碑文K.218 その1

ごぶさたです。 何事もなかったかのように前回の続き です。 碑文読んでいきます。 でも碑文が長いです。心が折れそうです。 南側サンスクリット42行(25節) 北側サンスクリット18行 クメール48行です。 後半は人名リストなのが救いです。 少しずつ…

Vat Khnat の碑文K.259北側について

すみません。 普通にサボって放置して、遊び呆けてました。 というか、結構悩むところであります。 このままいけば、写真がなかなか紹介できず なかなか苦痛な文章の羅列が続くことになります。 というのも、前回出てきたクメールの女王Jayadeviについてちょ…

Vat Khnatの碑文K. 259南側

ちょっと間が空いてしまいましたが、 なにげなく 本日よりこのVat Khnat出土の碑文について読んでみたいと思います。 はい写真はありません。 碑文自体は現在どこにあるのか、分かりません。 セデス先生もAymonierの拓本からの解読のようです。 それにしても…

Vat Neam Rup ?Trapeang Don Onの碑文K.254前書き お詫び行脚。

えー。 写真ありません。ほとんどありません。 GWで暇で暇で仕方がないので、カンボジアの碑文というかフランス人の文献の研究でもしてみるか、と いう奇特な方以外は読まなくて結構です。 お写真を楽しみにされてた方には、あとで気が向いたら趣向を変え…

Vat Damnak Sdachの 碑文K.250について

碑文を必死で又訳してたら日が変わってしまいました。 本日は前回の寺院に残った碑文の解読です。 ので夜中になったのでこれ幸いとひとしきり。 文章だらけですので、つまらない方はスルーでよいです。 このK.250は破損がひどく、Coedes先生の時代から見ても…

Kdei Ta Kom Thomの碑文K.246-248についてTEXT ONLY

日曜ですので碑文解読にまいります。 興味のない人はスルーしてください。 いつものごとく考察は暫定的な仮説です。 K.246はすでに2,007年9月9日にみてますが、 写真がないのもさびしいので再掲しておきましょう。 クメール語で vi 986s'aka mvayです。 シャ…

K.245の訳出文と考察。TEXT ONLY!ver1.0

http://blogs.yahoo.co.jp/vyadhapuresvara/34773944.html http://blogs.yahoo.co.jp/vyadhapuresvara/34844762.html 今日はごく私的な碑文の訳出と考察ですので、 スルーするのがよろしいかと。 写真もない不親切バージョンです。 ・・・ SiemReap州 Angkor…

続き Prasat Kok Po の碑文

サボりがちで面目ないが、今日こそは前回の続き、Prasat Kok Poの碑文の訳出をしていこうと思う。 この寺院の西塔から2文、東塔左壁から1文の碑文が出ている。 いずれも保存状態が悪いので Aymonierによって大体要約されているが、Coedes先生はInscription…

西バライの遺跡の碑文について

前回に引き続き、11世紀に造営された西バライ西方に点在するいくつかの遺跡について検討を続けて行こうと思うが、今日はAk Yom出土のうちの3つの碑文の翻訳を、無謀と無知と無遠慮で試みてみよう。底本はG.Coedesの”inscriptions du cambodge vol.后P57-…

続きK.215、K.216について

さて後半では碑文について考察を始める。 が、その前に写真3はワニの池、4はピンボケしまくりだが先述の洞窟である。手前の岩が龕である。 さて、帰国後なんとか引越し荷物の中からCoedes先生の本を引っ張り出して調べたところ、先の写真2の碑文はK.2…