カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

2013-01-01から1年間の記事一覧

Prasat Kon Chen ~ Prasat Phnom Sandak 03

前回から間があきましたが このPrasat Kon Chenについて細かく見て行きましょう。 とはいっても、前回示した通り、この施設が本院であると考えられるPrasat Phnom Sandakの前衛施設であることから、非常に定型的であることを確認するだけになるかと思います…

Prasat Kon Chen ~ Prasat Phnom Sandak 02

前回Planを示しましたがこのような建造物はそこそこの寺院に前衛施設として建てられています。 前Prasat Char Chirenでも述べましたが本寺院に祭祀で入る前の、着替えもしくは儀式の場だといわれています。 となるとこの遺跡も、周囲にほかに大寺院がない以…

Prasat Kon Chen ~ Prasat Phnom Sandak その1

前回の遺跡Prasat Cha Chirenを紹介した後、はてどうするかと。 かなり悩みまくりましたが、やはり今回のPhnom Sandak groupと、謎(でもないけど)の王道について、およびそこそこの規模の、地方寺院に時として付随している施設の将来の考察のためにPrasat …

Prasat Cha(r) Chiren その5

今日でこの遺跡についてのまとめは終わりたいと思います、がw 前回でいろいろと終ってますw さて。今まで見てきたように 前室を持つ中央祠堂というこの程度の規模の寺院は結構あると思いますが それがラテライトではなく砂岩で結構気合が入った造りになっ…

Prasat Cha(r) Chiren その4

今日で終わりになるかどうか。 さてこの寺院、いろいろ見て行くと私が最初に提示したPlanがかなりいい加減なものであったことがばれますたのであとで改訂版を示します。 中央祠堂についても少し見て行きますが このように四周は残ってはいるものの高さにして…

Prasat Cha(r) Chiren その3

さて本日は本殿と言いますか中央祠堂に迫ります。 ほんと、不思議。 が、その前にラテライトの南側経蔵についてみてみましょう。 北側経蔵については昨日の写真以上には述べることが私にはできません。 こんな感じで周壁からほとんど密接して建てられてます…

Prasat Cha(r) Chiren その2

非公開で編集してましたが大体できたので さてこのPr.Cha Chiren 本寺院の東にこういう形の門というか前衛施設がある構造は、 実はこの記事の前のUtdor Mean CheyのPr.Soengや 名前が似てるけど時代が違うBoeng MealeaのPr. Chrei、今回たまたま行ったSra Ae…

なんてこった!

平凡社東洋文庫からなんと中村了昭先生の新訳ラーマーヤナが、あろうことか昨年4月からほぼ2~3か月ごとにきっちり出版されているジャマイカ! 間抜けだった、全くノーマークだった! 全7巻で今4巻まで出てるじゃないですか! ここまで順調に出版されてい…

Prasat Cha(r) Chiren その1

今回は写真大失敗した。RAWファイルでも保存したのが敗因。jpgでスピーディに立ち回るべきでしたわ。 それはさておき。Siem Reap 州Svay LeuからUtdor Mean Chey州Trapeang Prasatまでの道を辿って Phnom Sandakを目指したものの曲り道であるところのTa Kok…

ついでに今回の書庫収蔵

何はともあれCarnet d'Asieでカンボジア芸術文化局の年代別遺跡地図セットを買ってみたが あまり実際には参照しなかたwしかし碑文マップはありがたいと思う。 それにしても芸術文化局の地図の遺跡の位置の正確さはありがたかった。かなり位置の同定には役だ…

3/3

下書き全部消えた。。。 2/16 メジャーなアンコール遺跡群を見物するのはもう限界かもしれない。東亜の連中(含む日本人の一部エラそうなアカデミックな輩)にほとほと呆れる。 Angkor ①Pr.Bat Chum IK536 碑文撮影のため再再訪。いまだ修復中。人いないし止…

2/3 2013年乾季の旅

2/13 Kompong Cham~Kompong Thom Hanchey group ①Prasat Kok Lvea IK82.04 石扉の上部に碑文があるとは。 ②Pr.Kok Preah Theat IK83.02 修理完了 再訪 ③Han Chey IK 83 再訪。レンガ塔の存在を見るまですっかり忘れてたw ④Vat Sopheas IK127 意外と行きやす…

201302 1/3 Jnam Thmei Chen Mean Pnyahar thom

戻りました。 今回は旅立ち前の準備がさっぱりで時間はあったはずなのに下調べが不十分でしたわ。 おまけに中華正月だわカンボジアのほうがPM2.5高いだわで風景が霞んでいるし眼も霞むで まともに遺跡見物したという感じはあまりしませんでしたわ。 とりあえ…

猟師の町へと

さて珍しく本日夜から移動開始して明日の朝にはプノンペンの予定ですが。 大気汚染被害がひどくて正月から咳が止まらないので早くいきたいと思ってたら カンボジアも相当やられてる模様。困ったもんです。 今回もいつもながらの準備不足でどうなりますやら。…

Prasat Soeng nau Kaet Udtor MeanChey 2

とりあえず続きを。 寺院内部に入ってみますがやぶの中ですねぇ相変わらず。 東と南北に門があって 東左右に経蔵、中央に3連の祠堂という構造のようですが南側中央から回り込んで 中央の祠堂しか確認ができません。 祠堂から東向いてみると こんな感じです。…

本日より開催

年初にちらりと書きましたが 本日より福岡市立美術館常設展示室にて緑青の美 東南アジアの青銅美術展が3月31日まで開催されます。 東南アジアと言ってもメインはやはりクメール美術となってるようです。 週末からカンボジアに行くので24日にいろいろイベント…

Prasat Soeng nau Kaet Udter Meanchey その1

今週ちまちまと下書きしてたので上げときますが昨日あげときゃよかった。 今週末からカンボジアだがどうなることやら。 パソコンがイマイチいうことを聞いてくれず資料ができない。 こんなことしてる場合じゃないがテンション上げるために久々に記事でも書い…

今年こそはと早

Suo Sday Cynam Thmei 2013 蛇年ですからってあまりにもベタな橋の欄干のナーガ像ですいませんね。 Spean Ta Ong(IK.222)ですね。ここもここまで見に行くツアーが出てきてるようですが。 放置していました当ブログも新年早々蠢き始めなければならなくなって…