カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

Prasat Cha(r) Chiren その3

さて本日は本殿と言いますか中央祠堂に迫ります。
ほんと、不思議。
が、その前にラテライトの南側経蔵についてみてみましょう。
北側経蔵については昨日の写真以上には述べることが私にはできません。

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こんな感じで周壁からほとんど密接して建てられてます。
がこれは東壁がお約束通り閉じていて西向きに入口が開口しているためです。
西から見るとこんな感じです。
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追記 じっと見てると東側内壁はラテライトが動いて不規則になってますが中央は
最初から龕状に空間が設けてあったようにも見えます。


肝腎の入口付近の崩壊はいかんともしがたいですね。
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この経蔵についてはこれ以上語りようがないですのでここから中央祠堂を見てみます。

中央祠堂前には砂岩の回廊構造=両側に連子窓もしくは入口を備えた長方形の前室があります。
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わけのわからないブレが生じてますが
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こんな感じで基壇からしっかりと作られてます。

画像下部に落ちている破風を見ると
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これもピンボケしてますけどやはり10世紀のパタンであると思われます。

この前室内部はこんな感じで
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立ってる石柱がなかなかユニークな印象ですが。

そろそろ先に中央祠堂本体を見てみましょう。
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祠堂内部からのを出してますがこのように
回廊 仕切り扉 さらに小さな前室と扉 中央祠堂本体
と並んでいるわけです。
そして砂岩の回廊に対してなんと中央祠堂はレンガ塔なのです。
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これがどういうことか、についての妄想はまた明日にでも。