カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

Prasat Cha(r) Chiren その1

今回は写真大失敗した。RAWファイルでも保存したのが敗因。jpgでスピーディに立ち回るべきでしたわ。

それはさておき。Siem Reap 州Svay LeuからUtdor Mean Chey州Trapeang Prasatまでの道を辿って
Phnom Sandakを目指したものの曲り道であるところのTa Kokがまずわかりにくい。やっと聞いてまがって東へ向かう。
この村からまだ外れていないと思うが、民家が点在しているのでPrasatについて聞いたら、Prasat Kravanというのが近くにあるらしい。そんな名の遺跡は未見である。帰りに案内してくれるよう兄ちゃんに頼んだが、そんなに甘くはなかった。その後はまばらになりながらもかろうじてある民家で聞きながら東進するのだが、思わぬ落とし穴があった。

すなわちここら辺の、もともと森林だった場所を開拓のため入植している住民はだいたいよそ者である=遺跡のことなど知らない。

ということだ。

だから聞いてもそんなものない、もしくは知らないといわれる確率が高いわけです。。。

それでもなんとか行くとたぶん村人が言ってたから間違いないと思うがKromom Bolという集落についた。聞くと遺跡があるというーPrasat Cha Chirenというらしい。意味は不明であるため綴りもわからない。とりあえず見に行ってみた。
たぶん、KromomBol集落の南東になると思うが、環濠の北まで農道が通っているので乾季ならそこまでバイクでも行けるだろう。ただし、Kromom Bol自体そこそこ広い集落である。
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環濠北東側から西を見て。ここら辺から適当に入る。
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ちょうど遺跡の中央に上がっていく。
東を見ると
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西を見ると
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両施設をつなぐ参道もあったようすで両側に石柱が倒れている。
両者の間は30mくらいはある。
そこそこの規模の寺院である。

ならなおさらCISARK未収載なわけはないはずだが。名前の検索の仕方がイマイチなのか。
場所も特定しがたいのだが。(翌日になって今のケータイ電波があればGPSで位置情報特定できるのに気付いた)。
ともあれ東側の施設から見て回ることにする。
がめんどくさいので適当なPLANを先に提示しておく。
イマイチいろいろ間違ってる(敷地内)がめんどくさいのでそのままにしておく。
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また気力がわいたら訂正しておきます。
要するに東側に参道があり周囲を環濠が囲み、東側に基壇を持つこういう形の砂岩とラテライトの建物がありなぜか北側だけ壁になっているが
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ほかの3面は開いており、それは
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このように10世紀あたりと思しき連子窓があったためかもしれないしそうでないかもしれない。

このエントランスの建物の東側は参道が延びていただろうけど
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まあこんな感じである。

基壇と、石枠、および上部は砂岩で壁はラテライトという構造で
Ko Ker~Pre Rup様式あたりではないかという印象である。
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本日はここまでです。