カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

Prasat Yak Nang nau Ou Ya Dav ,Ratanakiri その2

ちょっといろいろありまして間があきました。

前回この遺跡が東西に通り抜けられると誤認していましたので改めて訂正します。

単に西壁が破損していただけですねこれ。
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存在感のある北側、画像でいうと←側の柱のように見える北西壁の破損して傾いた部分が、門のように見えて誤認してましたね。
すいません。
そのまま何はともあれ南面へと回り込みますと
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どうも南北面の西側にはなにかしら装飾があったようにも見えますが今となってはそう見えるだけかもしれません。


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本当に不思議です。
素朴ですが
リンガをダイレクトに祠堂の壁に描いた事例は
ちょっと探してみましたが見当たりません。
チャンパのほうも探してみましたがちょっとプレアンコール時代と同じころの
遺跡というのが今一つ思い浮かびません。
20年前に行ったミーソンでは写るんですで写真を適当に撮っただけです情けないことに。
・・・
この遺跡が特異的であるといえるでしょう。

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南東面を見てますが、祠堂が凸型をしており、その基壇となるレンガもソリッドですがきれいに
飾ってあることが見て取れます。この美しさはクメール建築そのものではないかと思いますが、
チャンパではあまり見ないようですがよそ、たとえばシュリーヴィジャヤなどではどうなんでしょうか。

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適当に画像選んでアップしたのであれですが、前室の外壁と前面の外壁にも周壁外面と同じような、
なんというかおしゃれはスリット状(でよいのだろうか?)のデコレーションが施されています。

とみると入口の石扉の囲いは見えませんね。
もしかしたらもともとなかったのかもしれない、と思いましたが、
ちょっと引き伸ばして次回に回します。


いろいろバタバタしてますが、そんなのそっちのけで偉大なるご先達apsaraさんのブログを拝見して衝撃を受けております。
これはまたKratieに行かなければなりません。一回行って博物館素通りしまくってました。。
勝手に宣伝してすいませんが
見たい方はもっともっとAngkorの遺跡が見たいとグーグル先生に呪文を唱えれば行けると思います。
あるとは思ってましたがまさか。
歴史的大発見ではないでしょうか。