カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

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プノンペンで英語のPhum Snay の本を買ったので博物館とやら出来てる現地へ
Tepkaosa Snay museum
と言っても一
一部屋の建物に発掘された埋葬人骨や青銅器時代から扶南にかけての土器、ドンソンのサジやここにどうやって到来したのかラピスラズリのイアリングなど。規模はかつて村の中にあった資料小屋より下手すりゃ狭い。
学芸員というか多分一人は前案内してくれたおじいさん、ともう一人のおじいさんが管理している。経団連の支援らしいがもう少しなんとかならんかったのか?
土器類は出土したサイトごとに分けてあるがどのサイトの表示はない。それと本に載ってる遺物に比べれば展示は寂しい。まあまだしまい込んでるのも多いらしいが。

まあこの辺りPhnom Leapにしろ盗掘されてから有名になったのでしょうがない。タイ人が土地を買い掘りまくったとおじいさんはいうが広大な土地でもありまだまだ眠ってるものは多いであろうが。

Phnom Kambor
南の山上のレンガ寺院の跡。3基あったか?

Vat Monkul Anlong Sa 台座など。寺院が80年代の古い木造屋根の雰囲気。壁はコンクリで上段にブッダストーリー下段にリヤムケーだが上段なんか全裸の女性が描かれてたり。いいのか?

Phnom Kambot 14年越しの宿願の地も何度探しても聞いても分からなかったがグーグルのおかげで無事着く。
真東には大量の瓦のマウンド、
おまけに南東の涸れ谷南斜面で大量のアンコール期の陶片を見出し驚愕。

Prasat? 東に池 丘の上に台座が一基のみ。グーグルで目星つけて行ってみた1

Vat Prasat Ruong
ここは再訪 リンテルが一回転していたが健在。

Prasat ,Vat Prasat グーグルで目星つけて行ってみた2
ここは環濠に囲まれて丘の上に10-11世紀のレンガ寺院。3基あったと思われ、中央を割り盗まれたリンテルも転がっているが。。。
悲惨なことに坊さんが耕したりでレンガは掘り起こされ地中のレンガ列も破壊し尽くされ散乱するのみ。坊さんは遺跡の周りだけイモを植えるというがタロイモ自体ただの換金作物なのでどうなのか?

Tuol?
グーグルで目星つけて行ってみた3

池と環濠を持つ丘で遺跡はないがラテライト石材は2個ほど。そして丘中央に陶片。
池の周囲も平地が四周を囲んでいて明らかに集落が形成されていたと見られるが陶片が丘にしか見当たらないのは陶器が神器であったか偉い人専用だったからであろう。
この平地の南東に小さな学校がありに学校があり花壇?にMIRAI と書いてありビビる。学校だったから池まで道が良かったのねと。

教室もそらほしうみと書いてあり日本のどこかの支援らしいが夕暮れにしても無人である。
そういや今回学校平日なのに閉じてるところが多かったです。使われてるんだろうか。。。