カンボジアのニュースの拾い読み

適当にカンボジアのニュースを眺めてリンクを辿っていたら。

Otder Meanchey州で遺跡が見つかったとか。3月28日に発表されたようですが。

どこらへんかさっぱりわかりませんがTrapeang PrasatのTomnup Khnar村とやらに
ប្រាសាទ​តាតុញ

　Prasat （Ta) Tonhというらしいですが森の中から見つかったとか。

このTomnup Khnarとはどこかさっぱりわかりませんが、＝Tomnup Thmei、すなわち新しいダム
でもあるとのことで、
グーグル先生でTrapeang Prasat区域のダムを探しますとこれではないかという候補地が見つかりました。この近くにあるんでしょうか。

まあ画像をみるかぎり、ラテライトの外周を持つ、ラテライトの寺院のようで、今のところ時代の特定は
出来ないと書かれていますが、王道沿いのバイヨン時代の遺跡ではないかと思っております。

もう一つKhnarと言えば、私もさっぱり知りませんでしたが、ダンレック山上の第三の遺跡Prasat Khnarに階段ができたとかで記事を見て初めて遺跡自体を知った次第です。

画像みるとPhnom Sandakの南西回廊のスポアンの木を思い出しましたが、それはともかく。

むかしバンコク週報てバンコクで売ってた日本語の雑誌にダンレック山脈沿いの遺跡のレポートを連載されてた方がいましたが、それに出てたかもしれません。全部読んだわけでは全くないのであてになりませんが。

場所はちょっとこれとは別の気がしますが、グーグルマップで意味深なポインティングされてあり、Ta Krabei寺院の近くですのでまたついでに行って探してみようと思います。ただここだと画像のような階段は不要な気が。

しかし軍人が道路を作っているとも書かれているので道ができて便利になっているのか？

ついでにラタナキリのわたくしが書きかけのまま放置しているPrasat Yak Nangの記事もありましたのでリンクしておきます。
文中のLumphatの遺跡、Prasat Au Preahについても触れているようで、どっちも見つかって数年の「新しい」遺跡の様ですが、Yak Nangが2000年前の遺跡というのはちょっと盛りすぎですね。

最後に同ニュースからもう一本記事を。
先日行ったSandanのその奥、Kratie州、行きたくてもいけないBanteay Siemがある森の中ですが
こんな遺跡の話が載ってました。

Prei Langとかいうカンボジア最大の森林保護区らしいですけど、Viracheyのほうが広いのではなかったのか。ともかくKratie州Samborの西32㎞にあって森の中にあるらしいんですが、
それを環境省が発表したらしい。ということです。
お、未見の遺跡でしょうか。

その割には

ただし、観光客でも車で行けるし寺もできてる、などと書かれています。

寺院自体は記事通りKompong Preah 様式を残したプレアンコールのレンガ塔が多少形を残しているようですが、破風の装飾がなかなか特徴的です。
これは行かざるを得ません。

しかしなんかこの装飾に既視感を覚え、切れかけの蛍光灯のように着いたり消えたりしているCISARKさんで調べてみたら

そのまんま
Sandan地区で先日は遠すぎるのと情報不足で諦めたPrasat Trapeang　Preus　195　IK159のことでした。
つまりラジョンキエールにも載ってるような既知の遺跡でした。

まあ行ける道があることがわかったので楽しみは増えました。
遠いですけど来年あたり行きたいもんです。