カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

Stong Treng ,Thara Borivat

2/15
土曜日なので役所関係が軒並み休みなのがちょと痛い。Stong Treng,Thyaraborivat両岸とも
役所に出土物がおいてあるのだけど無人である。
Stong Treng
1.Prasat Pros
Prasatもあったのだろう。Neak Taと向いの寺にはPrei Khmeng様式のリンテルやヨニ、台座が置いてある。
しかしここの遺跡の圧巻はMekong とSesan川が合流する岸の角に対して施されたレンガ
積みの遺構である。なんというインフラ力であろうか。
そしてその下の岸辺に落ちている見たこともないような桃色の着色土器片をはじめとして夥しい量の陶片すべてがプレアンコール期のものと言い切っていいであろう。現代のごみも夥しいが。陶片はよく見ると土器のほか、明らかに瓦も見られる。

TharaBorivat 
町の北の船着場から車ごとフェリーで渡るが、現在メコン川にかかる橋を建設中で7割がたできている。来年は橋を渡れるかもしれないがメコン川を船で渡るというのもまた一興なためどうなるか。
そして10分少々でTharaBorivatに着く。

Tuol O Trealを探すも誰も知らないままそのO Treal川にぶつかって断念。ここは手動と思しき綱を使った渡し船がある。川幅は10mほどであるが。

...

ここから先はもう遺跡を数えることができない。
なぜなら村全体が遺跡といっても過言ではないから。

歩いていけばレンガの配列、台座やヨニ、そしてリンテルにまで出くわすことがある。CISARKさんにも未収載のPrasatのあとだけでも4つ以上、昔のレンガ遺構、古いTrapeangに至っては数えるのやめた。

帰国後詳述します。

一応CISARKさん収載の遺跡は、
・Sala Prambai Tveng 最初O Trealを探して尋ねた家のおじさんが家の青年に案内させるといったのがここだった。O Treal断念して北上して民家にある遺跡の跡など見つけてニヤニヤしつつ戻ってきたら案内してくれた。のちほどのPrasat Preah Koと同じ時代だがそれ以上の寺院であったと思われる。

しかしCISARKさんの写真と違ってトゲの植物に覆われていてあまり思うようには動き回れない。時間がかかって案内の青年に礼を言って別れた。

・Trapeang Khnar ここの周囲も寺院跡あり。そしてそれとは別に南側に
東西に大小4つ直列している池がある。ここで時間も昼前になったのでいったんもどることにしたら
(道端にTuol、石扉など)

・Vouen Kuan の場所を見つけたとさっきの青年がわざわざ教えてくれる。
行ってみると
CISARKさんの写真よりは150mほど北側の河岸。とそこで遊んでいた少女はいう。
もう10年以上ここで遊んでるから間違いない、とのこと。
ここには昔メコン川の中の岩に、ワニ、月、あといろんなものの彫刻がしてあって見えていたらしいが
今は土が堆積して見えないとのことだった。

・Prasat Khtop ここもお地元じゃそんな呼び方せず Prasat Prosというらしい。3基のレンガ塔だと思われる。地元のおばちゃんがなたを持って近所のの子供連れて案内してくれる。

・Tuol Sela Charuk(CISAKさん表記ではSila Cherik) こっちもむしろPrasatで雁行型に並んでいるように見える3基の塔の残欠であるが、名前のような碑文はわからなかった。おばちゃんいわく20年ぶりに来たが昔は塔があってその門扉に碑文があったけど倒れてしまって分からなくなった、とのこと。
この途中と帰ってからとで寺院の跡らしき丘と池とをいくつかみかけたが名前もないような様子であった。

・Prasat Preah Ko このTharaBorivatを代表するレンガ塔。まさに名前の通り。そしてレンガの舗装道。

以上この村はプレアンコール期にメコン川の両岸に呼応するように発展していた古代都市であったことを
村をうろついたら実感できる素晴らしいところである。

Kaet Preah Vihear 何か知らないが帰ってきたという感覚がする。
TharaBorivatからの道は舗装も薄くだがされている部分が大半でかなりアクセスが良い。車ならTbeng Meancheyまで2時間程度である。これでほんと先述の橋が出来上がればかなり便利にはなるだろう。が、橋の建設でO Trealの南とはいえいくつかの歴史的遺物も壊れただろう。

Mlu Prei(Cheab)カンボジアの先史時代の遺構として有名。というかエイモニエのle Cambodge兇任
この町の名こそ出こそすれ当時Tbeng Meancheyなどは影も形もなかったようにしか思えず空白地帯である。
.Samrong(製鉄所跡)
道端に記念碑があったので止まってみてたら村人のおじさん出現。
製鉄所の跡を案内してくれると言い出し3か所ほど回る。
おじさんの話によるとろくでもないことになっていたようであった。

いろいろ話のネタは尽きないが帰国後サボらず書けるかどうか。