カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

J'nam thmei zhen nih tia trojeak perk

Pursat におります。

Kravan山脈からの風もありとても涼しいです。肌寒いくらいです。
おまけにホテルのシャワーの水はけが悪く水浸しです。見てくれは洒落ててもいまいちでした。

中国正月とのことで車もそこそこ空いてて逆にどんだけふだん中華系がいるのかと愕然としつつ。

行動記録
今年はCISARKさんが参照できないのでIKも一応IKのPDF持ってきてますけどいちいち探して掲載する気力がないので帰国後にしますわ。

2/7 Ta Kaev Phnom Tamau周辺の探索

①Vat Ang Ta Phok Reach ここらへんは似たような寺院のあったあとに現代仏教寺院が容赦なく建てられており環濠とわずかな残欠だけが遺跡と知れるところが続きます。
②Vat Bak Ronorh ここは何も記録が見つからないけどグーグルマップ先生を見れば一番目立った寺院のPLANをしている。①から一本道。0
③Vat Srah Srae 山のふもとで何もないしPLANもはっきりしない。
山上にも現代寺院があるとのことだが遺跡じゃないというので登らなかった。しかし見つけたプレアンコール期の陶片で坊さんや村人たちとしばらく語らう羽目になった。
④Vat To Tea こちらもより山になっている。麓みても何もない。麓の若い坊さんは上にもなにもないという。が山上には遺構がちゃんと整地されてるがレンガ配列が見れた。

てことは③も登るべきだったかもしれない。
⑤Vat Champa チャンパーの花にちなんだ集落にある。①②と似ている。時代も一緒であろう。
⑥Vat Samrong ⑤の南にある。やはり似ている。
⑦Vat Troap Kor 何もないと思ったらプレアンコールのsomasutra 場所は画像位置情報見ないと自信ないですわ。
⑧Vat Trapeang Preah 別名があったような。⓻と同時代と思われる。
⑨Vat Kakoh これも別名ある。Phnom TamauPrei Khmeng style
⑩Prasat yeay Pou BayonでTonle BatiのTa Prhomのすぐ隣というのに初見。
歩き方でも古くから紹介されていたというのに。
Ta Prhomも文化局の地図セットにPLANが載ってるけど広くて付随建造物結構あるがじっくり見る暇もなし。⑩はプレアンコール寺院があった模様。

2/8
本日はPursatに向かうのであまり遺跡巡りはできませんが
①Carnet's d'Asie 今回の旅程まんまのGuide archeologique du Cambodge tomeⅢほか古雑誌など物色して買ってたらいつものフランス人のおじさんがフランス語でしゃべりかけてくれるがすまねえフランス語はさっぱりなんだというのが精いっぱいですわ。
結局半額近く負けてくれた。今年こそはもう少しまじめにフランス語勉強しようと思うがたぶん思うだけであろう。
Kompong Chnang
②Phnom Preah Theat Oudongの北から西にいく137号線はなんとまあこの行き止まりにある寺院のためだけに全舗装されている。先達たちのご苦労ぞ隔世の感あり。遠いけど時間はそうかからない。
月曜でもそこそこ参拝者が後を絶たず。日曜や正月は大混雑であろう。
②’ 追記 すっかり忘れてましたが戻る途中のVat Trapeang Kor?
正式な名は帰国後記しますわ。
ここにも寄ってます。ノーマークの寺院ですがわずかにアンコール期の黒釉の陶片を見出しました。
③Kompong Chnang文化局 (博物館準備室)
文化局に行ったら博物館らしきこじんまりした建物がある。
局長さんの話ではなんと奈良文化財研究所が支援しているとのこと。また
先ほど言ったPhnom Preah Theat
の手前にあったVat Preah Theatでの発掘物。夥しい量の陶磁器やハサミや銃?(つまり17,8世紀であるが陶磁器みると18世紀以降のようだった)これも奈文研の支援でやったとのこと。
さらに来月日本大使が来て開館記念式典をやるらしい。

ということでこの町はおととしも洪水防止のためJICAなどが支援して大規模な下水道工事などしていたためわたくしのような観光客までよくしていただいた。
そんなことよりこの1,2年で街中のTuolで出土した10世紀のリンテルやBaliborで出たバプーオン様式の仏像など驚いた。

Purssat 
④Vat Sdau
⑤Vat yeay Kap
二つの寺院ともポストアンコールのsemaくらいだった。しかし④は1939年建築の本堂が残っていて
僧坊もコロニアルで風情はある。

今日は旧正月で中国人系はみな休みで町のレストランも調理師がいないというところもあり夜にクイティアウを食べる羽目になりものたりず初のレストランはしご。

こんな感じで明日はBattanbongですがさて。