カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

いろいろ微妙な

2/9 Pursat
Vat praek sdei
5号線南側の大きな寺である。何もないと思いきや。
Bayon期
Vat Prasat Preah Theat ここは有名であろう。10世紀のリンテルと若干の土器片
Vat Khnar 台座のみあるが遺構はなさそうでどうも目指していたTuol Prasat Khnarではなさそう。村人に聞くと3kmくらい離れているというが聞いてるうちに距離が縮まり1kmちょっとらしい。中学生くらいの女の子が案内役になってくれた。

Tuol Prasat Khnar 環濠に囲まれた崩壊しきったレンガ寺院。当然藪の中で棘にからまれまくるが
この女の子の親戚のおじさん家族が遺跡の南側に住んでいてなたをもってついてきてくれた。最近文化局(本物であると祈るが)がやってきてめぼしい石材リンテルなどを博物館に運んで行ったとのこと。文化局にも寄るべきだったかもしれない。

それとは別に女の子がいうには昔この森の中を迷ってやはりTuolに出くわして同じような彫刻の石を見たが二度といけないとのこと。森もどんどん切り開かれていくからあるのならいずれ出てくるであろう。それがよいことかは何とも言えないが。遺跡の東と南の土手が道にみえてしょうがない。
それにしても女の子になんでこんなところに来るのかと真顔で問われて微妙に困った。
なんでだろ。

イ修靴討海Tuolの南西のマウンドには驚くべきことに夥しい量のアンコール期のやはり10世紀ごろからの陶片やベトナム陶器、なぜか中国の新しめの陶器片が散乱していた。
発掘するならこういうところをすればいろいろわかるであろう。

Preah Kahn(Bakan) Bayon期 たぶんDarmasala。痕跡をわずかにみるばかりのラテライトの寺院。しかし篤い信仰を集めていた。ついでにカンボジア版ミサンガのようなものをまいてもらった。

Vat Boeng Khnar 池があるが何もない。と思いきや。新しい寺を現在の寺の南に建築中で、寺の東に誰も来ないのになぜか露店を出してる人がありさらに簡易小屋に聖者がそれっぽい恰好で仙人のような杖をもって端座して民族音楽をスピーカーから大音量で流している。この近辺に陶器片やレンガの残欠、小屋のおばちゃんたちが使っている砥石が半分に割れた台座だったしていたが見て回ってるこちらに配慮してか聖者が音量を絞って音楽を止めた。

この聖者よく見るとなんと10年ごろ前Kulen山をぼったくりバイタクで彷徨っていたころLinga Muoi Poangあたりでバイタク兄ちゃんが女性みたいな声と女性言葉でしゃべるオカマだなんだと言ってた人だった。

あんときはジーパン姿だったが、よく見なくてもあの時と同じく口紅塗ってたし声聞いたら一発でわかったがこんなところで再び見かけるとは驚いた。そういう話でしばらく周囲の人たちとひとしきり盛り上がる。皆からご縁があるのぢゃなどと言われて微妙な気持ちになりつつ祝福の祈りを受けるがこの建築中の寺院の寄付を集めるためらしく聖者らしい高潔な意思をもって修行と活動を続けているらしい。性をも超越している点でもすごいのかもしれない。運転手さんがやたらと恭しく接していた。

またいずれカンボジアのどこかで会うのであろうか。

Prasat Don An(Vat Prasat)
11C~Bayon ここも遺跡自体は崩壊した寺院の石材を無理やり積み重ねて上にお堂を立てたΔ汎韻献僖拭璽鵑任△襪その寺院の規模が大変なことになっている。川を利用した3重環濠で2重の土手は東バライを彷彿とさせる規模でその広さからそれこそ要塞のようである。そして東にあるバライは東西2匱綟酲500mと巨大でPhnom Bananに匹敵する。

このあとBattanbongについてあまりの都会化ぶりに驚くが西欧人の観光客の多さとレストランとホテル探しで苦労した。町の中心の地元向けの名店ミーキィは8時前で閉店してその並びのwhite Roseへ行けという。大繁盛してるそこへ行ったが料理できるのが1時間はかかるという。店員もてんてこ舞いしてるので出て、はす向かいの空いてるインド料理屋に入ったらシェムリアプにもプノンペンにも支店があるFlavor of Indiaだった。おまけに日本同様どうみてもネパール人がやってたのも微妙に笑いが出てくるが、味はインド料理初体験のカンボジア人の二人の口にもあったようだった。

そして今度はホテル探しで苦労して街中は駐車場がなかったり満室だったり部屋でカンボジア人が大騒ぎしてうるさかったりで諦めた挙句街はずれのホテルで町まで飲みに行けなくなったうえ部屋の鍵がかからず修理の人が匙を投げて部屋変えてもらうまで微妙な災難続きであった。最近バッタンボンの治安が悪くて夜強盗事件が多発しているとガイド氏が心配してたが鍵が壊れていてはホテルまで押し入ってくる強盗にはいいカモでしかない。まあ酔っぱらってうろついてるガイジンも強盗のいいカモであろうが。

ホテル前で買ったビールとつまみに手を付けるまもなく移動した部屋で洗濯して記事を書いてたらwifiが切れて愕然としたところで寝落ちしましたわ。