カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

Prasat Preah Neak Buos

遺跡熱がさめないうちにそそくさとブログを更新いたします。

で、なにはともあれ今回の旅の最大の楽しみ
Prasat Preah Neak Buos
を特集でお送りしたいと思います。ここはすばらしい寺院でした。

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こっそりと写真を差し替えているが、やはり地図上はこの辺りになっているので涙をのんで訂正します。
10万分の1、5万分の1の地図とも、N15°72’(100分比?) E15°01’30"くらいを示しているのだが、google earthでそんな北には何も見えない。
なんとなく、東西800m、南北400mの貯水池が心眼で見える辺りに、マークしなおしました。
ここでも、まちがっているかもしれないですが。。。
一応検証写真。
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貯水池の南西角から東側を見たところ。まだダンレック山脈が東に見えている。てことは山脈の南端にあるわけではないと。。。

自分に突っ込みどころ満載である。

だとすれば、最初に私がミスリードした、あの明らかに矩形の建造物はなんだろうか。
いまのところ、遺跡の報告もないが、あきらかにあの南にはVat Phuへの王道が通っているので、
何かあるに違いない。
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さて
我ながらデザインセンスのなさが光るが、大体のことをいうと、東西1000m弱、南北400mほどの大貯水池はなんとなくわかるかと。いや間違ってたので分からなくなった。
その北東角、寺院の南東にある点
水色が寺院というよりは砦に近い、王道の一つの端なので寺院の前衛というか、王の屯宮みたいなものか?
貯水池の南東の
赤色のところは祠堂を持つ寺院だったが、あろうことかスルーしてしまった。
Aymonierの本を忘れてきたせいであるが(コンパスもスーツケースの鍵もみな忘れた)、逆に言えばここは何度でも行きたいのでまあいいかと考え直したりした。

白い線は王道である。階段がありテラス状に残っており、黒釉の陶片が落ちていたりした。
あ、このラテライトは貯水池の東面の土手の段です。(説明混同ご容赦)
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で、こっちがその土手に平行して伸びる王道の石です。
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貯水池の土手には陶片が見られる場合があり、その場合やはり寺院としてはなにかしらの重要性があるのではないかとまだ推論であるが考えている。陶は政なりとは、とくに10世紀以降のクメール王朝でも通じると思われる。それにしてもこれは結構大きめの陶片であったが、山の先のタイはブリーラム窯系だろうか?
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今日はここまでです。
ええ?
寺院にたどりついてませんがなorz。

予告?
K341鋭意解読中。

追記 3月11日衛星写真新バージョン追加。ご指摘いただきましたので訂正です(感謝します)。以前の写真はカットしたいですが
これも自分の妄想として晒しておくことにしましたトホホ。

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彷徨える寺院。。。とりあえず場所はずれてるかもしれませんがイメージはこんな感じで。。。