カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

Vat Damnak (Sdach)

えー。
最近碑文を読んでません。
読まないとどんどん忘れていきます。
が、

サンスクリット語だけの碑文だと、どうしようもありません。
丸写しになるだけです。
でも平日にやるのはちょっとつらいです。まあいいや。

本日はAngkor Thom から北上してAngkor Chum 、Kok Dong(ここも遺跡あったのに飛ばしてしまった)、しかもなんとまあ、Prasat Trav地区、つまり先日ご紹介した遺跡と同じ地区にある、
Vat Damnak Sdach(王の御休み所)について、ご紹介いたします。

実はPrasat Travに行こうと朝一で出発して、気がついたら曲がるべき道を
行き過ぎてここの集落についてました。

なんで飛ばたし、と某動画のように文句言いながらも、地元の人によると、ここは
Damnak集落というではないですか。
Aymonierの本にちらりと出てくるDamnak Sdacが近いなとひらめく、もなにも左手奥
つまり北上する道の西側に環濠に囲まれた寺院が見えてます。

イメージ 1

イメージ 2


何で朝なのにわざわざ東に向かって写真撮るのか自分でもなぞですが
このように新しい寺院を建設中で、寺院の周りに多少石材があるのみです。

クメール美術ファンの皆様には昨日と打って変わってがっかりな写真が続きます。

イメージ 3

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こんな感じで彫刻や装飾はみつかりませんでした。
しかしCISARKのサイトを見たら、Bayon期と思われるヒンドゥー教男神の頭部が数点出土しています。

ではこの寺院、Bayon期かといわれるとそうではないようです。

イメージ 6

こんな感じでところどころふるいレンガの遺構やデブリが見られます。
レンガ塔主体の寺院だったと考えられます。

そしてお寺の北側に残る石材
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この写真の一番奥
イメージ 8


に碑文K.250が辛うじて残っています。コンディション悪いです。
(CISARKのサイトで先日までこの碑文の写真あったけど、昔の男神の頭部写真に変更されたみたいです。)

全28行のサンスクリット碑文です。

今日は平日なのですいません解読できません明日取り掛かろうと思います。
てか写真も写りが悪いのですが。。。

明日までに何とか碑文を掲載するべく、今日はこれくらいにしておきます。

てかどんどん遺跡書いていったらネタ切れになると判明したので
引っ張りまくることにしました、ハイ。

参考文献は
CISARKサイトさま
http://www.site-archeologique-khmer.org/core/photo.php?id=515
もうデフォルトの
Aymonierと
G,Coedes ICⅢ
です。