カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

Vat Neam Rupその3

えー。
書きかけで寝てしまいました。
本日になって公開ですが大した落ちはありません。。


Vat Neam Rup
名前を変えた寺院ですが、
多分名前が変わる、ってのも仏教的な意味で出家して名前が変わる
ということかもしれません。

ちなみにこの遺跡、多分内戦前は違う名前でした。
Coedes先生のIC8巻では(1966年)
Trapeang(Trap??n) Do'n O'nとなってます。
多分オンおばあさんの池?。あるいは木?

まあとりあえず、今日は残りの部分でも眺めて碑文はおいといてこの寺院を一区切りしたいと思います。

池というか環濠があるわけですから、
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なぜかこんな感じでいろいろな遺物が置いてあります。

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これは南東角にあった屋根飾りの塔ですね。未完成っぽいです。

他にも回ってみると
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このような台座とかあります。

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また塔の残欠です。

それにしてもアプサラのレリーフはいずこ。。。

結局わかりませんでした。っておちですいません。

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ヨニの一部というよりは石樋って感じですがこれも。。

と、ここまで書いておいて
今回は建物の装飾について、
テヴァダー以外スルーしてたことに気がつきました。
ちょっとだけ。。

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基壇の一部

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これは軒というか・・。

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南面の偽扉、イエローサンドストーンですね。

とりあえずこれくらいにしておきますが、
それにしても、この遺跡を中心としたこの町は
なんだったのでしょうか。

碑文をやはり読むべきでしょうか。
何らかの手がかりになればいいけど、アンコールワット期なのでどうか???

K.254
1890年にギメ東洋美術館に収蔵された、
石柱。四面とも碑文が記されていて、しかも
全文サンスクリット。。。

かなり長いです。たぶん。

暇があったら掲載したいと思います。。
というわけで、とりあえずはこの遺跡は一区切りとしたいと思います。


参考
G.Coedes "INSCRIPTIONS DU CAMBODGE Ⅲ p180"