カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

彷徨う旅

戻りました。

イメージ 1


ほぼ満月に近い夜のカンボジアの森の中です。
実は立ち往生して
若干途方に暮れております。

まあ何とかなるのですが。

2/8
Kralapeas
Prasat Khnar アクシデントでひさしぶりに10数キロ歩きましたよ。
周辺寺院見る時間なくなりましたがここ辿りついただけでもよかったです。

2/9
Choam Khsant

Prasat 'Grand' Thnoul Svay
行けてよかった2。

Prasat 'petit' Thnoul Svay (Pr.Trapeang Svay)

Prasat Kantop(ちょっと長いですが碑文がありました3つの扉に。。
読めるのか??)

2/10
Prasat Chau Kom Mun(誤爆したらついた)
Prasat Chau Kombun
王道です。横を通ってるのです。

Prasat Komping Puoi
Prasat Sangke

Kulean
Prasat Trapeang Khna Sen Kev(Prasat Khna Thom)
行けてよかったその3

2/11
2Prasat Choan Sram(Prasat Prei Veng)
行けてよかったその4 碑文見逃したorz

Koh Ker area

もうアンコール遺跡とほとんど変わらない整備のされ方。
人は少ないけど公園化していて驚いたです。

1Prasat Thom
3Prasat Dan ( 現地になかったけど、ここの碑文を読んで見たいと思います)
4Prasat Rolum & 
5Prasat Balang Ling
6Prasat Reamker &
7Prasat Dang Tung

2/12

Phnom Dei Muoi
遺跡保存事務所のでかい石像ここからだったのね。。

Nokor Thom Area
486 (日本名 西トップ寺院)奈文研の皆様陶片にもご注目を。

Baphuon
Baksei Chamkrong 碑文いずれ読みます

Prasat Trapeang Rapou
Prasat Kok Chou(JVⅢ) 碑文いずr
2/13
Angkor Vat 中央祀堂上がれない。。
Bayon   ひぶn(ry

今回は
1.先達の皆様の情報も参考にさせていただいてめざしたのですが、アクシデント(パンク*3)もあり、
なかなか大変でした。はい上の写真もアクシデントで木に車がげきとt(ry。

しかし、先に行った皆さんすごいです私には到底無理です^^;。

ありがとうございました。

結構写真とか公開されているので、

私の記事
http://blogs.yahoo.co.jp/vyadhapuresvara/folder/1731871.html
からあちこちに飛んでご覧くださいませ。


2.しばらくシェムリアプともお別れなので、ご要望もあり、いずれご紹介用にメジャーな寺院にも
行ってきました。
いずれご紹介しますが、皆様行かれてるのであまり多くはしないと思います。が、ラーマヤーナを重点的に集めてきましたのでいずれこのネタで。。

まあ更新はぼちぼち参りますので気長にお待ちください。


おまけ Baphuonです。

イメージ 2


追記 写真だけだと生暖かい目で見られるだけなので解説しておきましょう^^;。
この寺院が指標になっている11世紀中盤の美術様式、バプーオン様式ではありますが、現在遺跡の修復中で(もう10年以上やってるような)唯一見られる
バプーオンの第一楼門の壁龕のテヴァダといえば、未完成や、素朴な感じの物が多く、丸彫りの彫像、トルソーに比べるとその洗練度は。。って感じです。

彫像の美しさについて語ればきりがないので自重しますが、私はバプーオン様式が実は一番美術的には好きなのです。

それでこの写真ですが、多分本殿のどこかのものでアナスティアローズ法でかどうか?本殿の入り口南側に、他の石材と向かい合わせに置かれてました。
正面の写真でないのはそういうわけです。

腰の両側の高い位置まで上げられたサンポットホル(巻き布)が、へそを出すようにU字型にカーブを描いています。この写真よりもっと強いカーブを描いているものもあり、先日リンクしたボストン美術館の写真も参照されるとよいかと思います。

女性のスタイルについては自重しますが^^;、やわらかいラインで美しく描き出されてます。両手の蓮の花をもつ様子が優美です。

装飾がポイントです。
胸の装飾(pectoral)と両上腕部のアミュレット、にはアンコールワット様式ほどの洗練はありませんが存在感があり、この女性によく似合っていると思います。

そして特記すべきは腰のサンポットホル(の模様とそれ)を留めるベルトの文様、腰から下がっている瓔珞で、こちらは見事に細かく表現されています。
ここらへんがバプーオン様式の核心ではないかとも思います。

2002年ごろ終わるといわれて早7年、あと3年で終わるといわれるフランスの修復の真っ最中で、
本殿が見学出来ませんので残念ですが、組み上げを待っている残欠を見てるとこういう楽しみもあります。