カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

Prasat Sangkas(Preah Netr Preah)その1

昨夜記事書いてて行き詰りました。

こはちょっと時間がかかるかもしれません。
なにせin situではないですが碑文もありますw。

とりあえず数回に分けたいと思います。
3回目以降はいつになるやら、ですが。

えー予告した通り、引き続き一帯の遺跡を紹介したいと思いますが、
ここの寺院遺跡Prasat Sangkas、つづりが微妙で悩みました。
Sangkeだと木の名前なのですがSangkasって一体なんなんでしょう。
しかしCISARKさまサイトではそう言う表記なので現在の名はこれが正しいのでしょう。

Aymonierの時代にはSangkahになってますが。

さてここは先日のPrasat Loteeの北東1.5kmのところにあるということですが、全く別の時期に別の道を行ったので気がつきもしませんでした。

まあ大雑把に
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こんな感じです。グーグルアースで見てもこの遺跡、というかそれに付随している貯水池が目立っているのがお分かりになるかと。

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でCISARKでPlanをあてにしてたのですが、出てるのはAymonier(1)の昔のプランのみ。
てことで遠慮なく転載させていただきますw。

道路沿いに見て行けばあります。
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西側に道路が通っててこんな感じで東西に参道があったようで。西側ですが。

その脇に石材がちらほらと。
環濠もあります。
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道の反対側を見て見れば
何も考えずに撮った写真ですが奇しくも
Stoeng Lotee方面。
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てわけで寺院の内部を見て見ますが、
確かにAymonierがなんとなく書いている通り、祀堂が9基立っていたようです。
が図の配置でいいのかどうかは定かではありません。

祀堂として残っているのは一基もありませんで、石材やレンガの残骸デブリから
推測するしかありません。
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また扉の石枠だけ残っているところもありました。
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とりあえず次回に続きます。
参考
http://www.site-archeologique-khmer.org/core/showsite.php?id=70

1.Etienne Aymonier ”Le Cambodge.Ⅱ”原著

English translated by Walter E.J.Tips "Khmer heritage in the Old Siamese Provinces of Cambodia"
White Lotus,Bangkok1999