大変なことになった

さきほどの東国原知事のツイートです。それっきり沈黙です。

何が起きたのか調べたところ
江藤拓議員のブログで詳細が・・・。
http://etotaku.exblog.jp/10622978/

宮崎県家畜改良事業団から、宮崎を代表する種牛６頭がよそに避難したというニュースが流れたのが
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100514-00000277-mailo-l45
もうおととい。これで安心という県民の希望が。

家畜改良事業団の種牛から感染例が出てしまったということは、本来避難した６頭の種牛も含めて全ての種牛が殺処分になってしまうことになります。

さらに、今回家畜改良事業団で出たということは、高鍋町で初めて、出てしまったということで、感染域を今まで必死で封じ込めてきた皆さんの心が折れてしまうのではないかと心配でなりません。

やはり県レベルで対応し続けて限界が来たのだと思われます。最初から国が対応するべき問題だったのです。
それと、農家の方のブログからの引用ですが、こんな輩が出ているようです。感染源となってしまったかもしれません。

以下は転載許可あり。転載させていただきます。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1487879575&owner_id=382038
追伸
興味本位で現場に近づかないでください。
人の畑に勝手に入らないでください。
どこが感染しているか、道行く人に聞かないでください。
通行止めの道は、通らないでください。回り込んで入ってこないでください。

口蹄疫を広めたいのですか？ばかなことは、おやめください。
どれだけ畜産農家を苦しめれば気が済むんですか。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1487680188&owner_id=22235484

お願いです。
大々的に報道がされ始め、世間の注目も高まってきています。
が、しかしそれゆえなのか、
興味本位で近づく人達が出てきました。
昨日も石灰が撒かれた道を携帯で撮影する人、
通行止めを迂回して発生農場の回りを行ったり来たりする車、
発生農場前に車を停め車から指を指して眺めるカップル、
畑仕事をしてる人に「口蹄疫が出てる農場はどこですか？」とバカな質問をする輩まで…

口蹄疫ウイルスは数十万分の１グラムという小さな飛沫からも感染する強い感染力を持ったウイルスです。
感染した家畜からは1日に数億～数千億個のウイルスが放出されます。
石灰が届かないような車のタイヤの溝に着いたウイルス、消毒液の届かない車内に入ったウイルス、体に付着したウイルス…
それらが人によって運ばれ、人から人に、車から車に、
ウイルスが拡散してしまいます…

口蹄疫が発生したら農家は何千万もの借金を負ったまま廃業するしかなくなるんです。

毎日毎日、血の滲むような防疫体勢にも関わらず、毎日毎日、沢山の仲間農家が倒れていくんです。

疲弊仕切った心と体で、いつ自分所に入るかもわからない恐怖と戦っています。

お願いです。
興味本位で絶対に近づかないでください。

P.S.仕事等で川南方面へ行くのは仕方ありません。その際は各地の消毒ポイントで必ず消毒をしてください。

転載終了

発生当初から、無神経なマスコミが一番感染源になると考えて、農水省や宮崎県がマスコミ取材を自粛させたということなら、まあ分からないではありません。しかしマスコミは口蹄疫の正しい知識や
政府の見解を取材して伝えることはできたと思います。しかし、それを一切しなかった。

そしてこういう常識的なことを、本来告知しなければならない立場の人たちでなく、現場の人たちが
伝えないといけないのが悲しい話です。

長くなってもなんなのでこれくらいにしますが、できることはやって行きたいと思います。

ラーマーヤーナに早く戻りたいものですがここまで来てしまった以上終息するまで口蹄疫だけで参ります。