カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

再生を祈ります。

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このたびは東北関東大震災に罹災された皆様に衷心よりお見舞い申し上げます。

そして本当に残念なことに、この震災により犠牲となられた皆様の、ご冥福をお祈りいたします。



このようなブログですので迷いましたが

あまりふさわしくないかもしれませんが上記の写真を掲げさせて頂きます。

これもラーマーヤナのUttarakanda (結の巻 後世の増補)からですがそれはおいておきましょう。


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下の魔王ラーヴァナがカイラス山を揺らしてます。

それによる地震のせいでそこに住む者たちがおびえております。

しかしそういうものたちに手をさしのべたりする者の姿も描かれてます。

上部ではその揺れに女神ウマーが夫であるシヴァ神に不安げにしがみついてます。

しかしシヴァ神は非常に穏やかな表情で、やさしくウマーを抱き寄せております。

シヴァ神はここではウマーの恐れと不安を受け止めて安心させています。

その様子はシヴァ神の一面である破壊の象徴ではなく

ウマーと寄り添いあう、もうひとつの象徴である破壊からの再生を象徴しています。

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インドでもカンボジアでも、日本でも、どこであっても今も昔もいつの時代でも。

破壊があれば必ずそのあとには人と人が寄り添い合って、再生がある、それが人間の不屈の強さであると思います。

未曾有の大震災に見舞われた皆様の地も必ずや、復興するものと信じております。

私も及ばずながらそのお役に立てることをしていこうと思います。

重ねてこのたびは衷心よりお見舞い申し上げます。