カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

Phnom Totung(Totoeng)Kuhea Preahその3

内部を見てみます。
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祠堂中央はこんな感じです。
上を見上げると
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つまり鍾乳石自体最初から屋根を貫いていてそれに合わせてレンガも組まれていたようです。
しかしその後も鍾乳石が成長することは当時の建築者にとっては想定外だったのかもしれません。
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すき間に入り込んで成長する鍾乳石に自然の力を見せつけられます。

 
したに滴り落ちた石灰岩がレンガの破片を巻き込んでまた固まって行ってます。石筍とまで行ってないでしょうが。

外には割れたヨニが放置されていました。
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真ん中の丸い穴からかんがみて鍾乳石と別にリンガが立っていたかもしれません。

どうも北面にはソーマスートラ 聖水の注ぎ口があったようですが見逃したようです。
外面は堆積したがれきなどのため分かりません。

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倒れた石枠も黒砂岩です。かなりシャープです。

それにしても壁内部のラテライトが黒くなっているのはなぜでしょうね。
Ko KerのPr.Neang Khmauにしても真っ黒ですが。

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外から見ると今にもつぶされそうな勢いに見えます。

ここは今度書くPhnom Khyangほどではないですが人骨が多少散乱していました。
それが古いものかどうかは分かりませんでしたが。
写真は自主規制。
この件についてはPhnom KhyangおよびKampot州文化局について述べるときに合わせて考察する予定です。
後は碑文が残りましたがこれもいずれ。
この寺院の建立自体には、あまり関係ないようなので。

最後に洞窟にはありがちですが
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このように穴があいてたりしますので行かれる方は気をつけたほうがいいでしょう。