カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

Kbal RomeasことPhnom Seda Aunその2

さて前回の続きですが
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このように衝立のように立つ岩の周囲にレンガが散乱しています。

これが一つの頭の痛い謎でした。どうしてこうなったのかかなり考えました。
衝立岩の前です。

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ちょっと東側から見てみます。
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散乱したレンガも多いですが土中に埋もれているものも見られます。
かといって並べられたわけでなくバラバラに土に埋まっているという様子です。

じゃ衝立岩の西側はというと。

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こちらの方も埋もれています。
しかも写真でお分かりかと思いますが、岩の後ろは穴になっていて落ち込んでいます。
なんとなくレンガが段状に並んでいたようにも見えますがこれは確証全くありません。
その奥を見ると
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やはりこんな感じで落ち込んでおります。

衝立岩の後ろ見ると
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このように崩落した鍾乳石ががれきのように重なっておりどうもこんなに段差があるのなら
祠堂を建てるどころではないようです。

じゃ祠堂はどこら辺に建っていたのか。
これがさっぱり想像がつきません。
衝立岩の周囲に一番レンガのデナリが堆積しているし比較的平たんなためここが一番
それらしいですが、となると
逆にこの衝立岩自体が祠堂建設の邪魔になります。

この衝立岩の後ろの落ち込んだスペースに目を凝らしてみても
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暗くてピンボケしてすいませんがこのように石材のようにも見えるけど自然岩が落ちていて
その下の土は砂状でレンガがほとんど見当たりませんでした。もっと探してみればよかったのかもしれませんが。

じゃやはりあの衝立岩周囲の、あまり平坦でもないですが狭いスペースに祠堂を建てたのか?
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でも地面見ると岩とかもあるし建物の基壇も見当たらないしどうも今一つよくわからない。
全くどういうことか・・・

ここで衝立岩をなめて奥に目を凝らしてみますと
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写真の中央部です。
なんと

垂れ下がった岩と岩のすき間に
レンガが並べてあるではないですか。

余計分からなくなりました。

まだまだ続きます。