カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

Phnom Chhngok その4

後は内部など見てみることにします。

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祠堂中央の石筍のリンガですね。上からも鍾乳石が下がってきてますがこれは大きさから考えて最初から取り入れて作られていたようです。

ヨニも置かれてますがその後も石筍は育ったようですね。

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これ見るといろいろ分かると思います。
まず、西面は壁は鍾乳洞の壁を利用してます。
珍しいことにヨニ~ソーマスートラの向きが南になってます。

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外から見るとこのように出口は残っていますが、石がないのは中の
ヨニが破損しているためであろうと思われます。

北面のレンガがうねってますがこれはもともとか上からの鍾乳石の重みゆえか。

上を見てみると鍾乳石が今も育ってます。
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レンガは鍾乳石に合わせて組んでいたようですが。

それにしても上は穴があいて外が見える、すなわち抜け落ちたということで
将来Phnom Seda Aunのようにならないかという一抹の不安もあります。

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入口上部を見るとやはり元から石材は使用していないことが分かります。

やはり古いのではないかという印象です。

とりあえず写真はこれくらいにして置きましょう。
あとは文献など探って終わりにしましょう。
碑文を久々に見てみたいと思います。

次回で最後です。明日くらいに。