今回の書籍

大雪で予定が1日つぶれましたがおかげで当初今回は想定外のSambourまで見に行ける旅程に変えられたのでよかったです。今回は実は私が一番興味を持っているPre Angkor期の遺跡を中心にラインナップを組んでました。
丸1日遅れでやってきた
プノンペンでいつものCarnets d'Asieに寄りましたがここは古本もあって毎度ちょっとした掘り出し物探しに時間を忘れるひと時であります。シェムリアプにも前支店がありましたけどまた復活させてほしいですね。

いろいろな文物にしろ人にしろ縁があるかないかは不可知ですが今回はこの旅にうってつけの本に出会えました。

Pre Angkor期～Kulen styleのリンテルや一部円柱を中心とした美術様式とその寺院の列挙、碑文の内容から支配者の系譜までを考察した、薄い割には盛りだくさんな本です。このRobert Daletさんは1954年までBEFEOに名前が見られるようですがペーパーの数は少ないようですね。

この本見てからKratieにやはり行ってあわよくば知人に写真見せてもらったPrasat Preah Theat Khvan Pirを訪れたいと思いました。この点でも今回の旅は雪で当初の予定が変わってしまったおかげで中身が濃くなったと思います。それも旅のはじめにこの本に会えたおかげかと。