地元民しか知らないCISARK未登録の寺院の「発見」（）について。

今まで私が地元の皆さんから教えてもらった遺跡、遺構などで、カンボジア芸術文化局のCISARKに登録していない遺跡のリストを一応作っておきます。随時更新はしていきます。
・・・発見てｗ言いますかまあ地元民は知ってる人は知ってるわけですので要は山に咲く花に目が留まるかどうか程度のことですね。

フランス極東学院の数々の資料を網羅しているCISARKさんに未収載ということは、まず地元民以外その存在を知らず世間に報告されていなかったものと言っていいでしょうが、世界は広く、私以上の物好き、もとい遺跡探訪されてる方は5万とはいないでしょうが5000人くらいはいるのではないかと推測されますので既出のものもありえるでしょう。

カンボジアの未登録遺跡を世に知らせるのも何かしら縁あってのことであると思えてきましたが、CISARKさんなりAPSARAさんに学術調査を早く行ってほしいというのが願いでもあります。

リンクが入ってるのは記事作成済みです。その他は旅の振り返り記事内に写真掲載はしていますが記事未作成。よって画像再掲載しておきます。

2007.5
Toul Prasat ,Utdor MeanChey,west of Anlong Veang
Toul Prasat(仮）とその手前の先史時代の墳墓と思しきマウンド

2011.10
Utdor MeanChey?
Prasat Krahamほかに2寺院近辺にありとの情報あり。
TaKaev
[Vat Ang Chrey] 小型のラテライトのChedei　ポストアンールか？

2012.5
Otdor MeanChey
[Preah Damrei]（仮名）Prasat Ta Muen Thom 南西を走る王道が上ってきたところにある象の像と
たぶん台座が多数あることから寺院があったと思しき跡。まあこれは既知であろう。

しかし寺院が存在したとなるとPrasat Chanの前衛施設としての意味合いがあいまいになる。

2013.2
Ba Phnom
[Khlong Thvear Yeay Pou Sarei]　洞窟内に神像があったと推定される。台座２ことSema

上の寺院の堂にも円形台座（修飾あり）。
他にNeak Ta Ba Phnomへの村からの入り口にも遺構が点々としていて無名であるが
ここもいい加減まとめないといけませんねえ。

もしかしたら古窯かもしれないがまたいずれ詳細を。

Kromom Bol ,Siem Reap?(or Preah Vihear)
Prasat Char Chiren Ko KerのAPSARAの兄ちゃんは知ってた。このリスト中最大規模。

他にTrapeang Prasatへの道からの入り口Phum O Kuk東にPrasat Kravanの情報あり。

2014.2
Skou, Thmei, Kratie
Prasat Preah Theat
追記2014/3/21　CISARKさんに連絡つきました。

他に105集落付近に8つ？未確認。その一つはPhnom Nyon 　Pnong族の山
Mondolkiri,Stong Trengの州境にPhnom Ku、これは遠そう。
Thma Krae,Kratie
Prasat　民家の中。

そのほかNeak Taもいくつかありますがこれは遺物を後世移動させたものも多いと思われます。
これはまた別項で。
あとKulen山中の道端の湧水のところに無彫刻の石柱が1本だけあるところもありましたが、これも移動してきた可能性なきにしもあらず。正確な場所は不明ですわ。GPSもってKulen山中精査するべきなのか。