カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

2017年乾季の旅 4

行った遺跡の数に比して長くなりましたが今日でとりあえず概略終了ですわ。
(2/18 少しずつ追記しておりますいつものごとく)

2/9
前半は遺跡じゃございません。

Preah Nimith Waterfall
久々にぐらぐらする動画を。名前にマップ位置を、動画のところに動画をリンクし直しましたわ。

ラオスではこの滝のもっと沖にコーン島があるのでコーン滝と言われてますが。
L.ドラポルトやF.ガルニエが引っかかった滝ですね。そういう意味ではわたくし的には歴史的です。

Kompong Srarau 川向うはラオス。何軒か並ぶ川沿いのレストランの一軒より。
ここで食べた魚はトレイ・クローム カンボジア人の二人も初見とのことで、やはり滝の上下で生態系が微妙に断絶しているのかもしれません。メコンカワイルカも滝下のPreah Romkulまでのようです。こっちもまた見に行きたいですわ。ダムで絶滅させらる前に。

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2/9 Preah Vihear州 Choam Ksant 
この一帯の遺跡探訪はすべて偉大なるご先達のKechaps2様に感謝です。


Prasat Trapeang Kol or Lom Neang IK310
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kechaps2様より、情報いただいた通りです。
水色の部分は水没。池のほとりまで歩いて行って結構人が採取などで入っていたので聞く。
Vat Phuへの王道を利用した土手(ポルポト時代とやってること一緒…)までは現在車道があり黄色の実線のところまで行けます。そこですぱっと終わってますがもう少ししたら先に延びるのかもしれません。
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あとの点線はPrasat Chamreh Kuoch CISARK3498を探しての道が辿れず藪漕ぎです。グーグルマップのGPSも遺跡から出たとたん狂い全く役に立たずたったこれだけの狭い一帯を1時間くらい彷徨ってました。やっとのことでLom Neangに戻ると同時にGPSも復活。

いったいどういうことでしょうね。しかしラジョンキエールの時代もたった100mで①は見つけてもこっちは見つけられなかったということから推して知るべきかもしれません。

ニューギニアソロモン諸島の兵士さんの苦難に比べればふざけた話でしょうが、時速百メートルの世界でしたわ。


Prasat Chenh or Tram Prielここもご教示通り。でここは隣に寺院建設中で簡単でした。
小坊主さんが今時カメラを珍しがってついて回る。
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2/10 引き続きChoam Ksant
Prasat Ta Ros or Soumap IK304 碑文K.348,349
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次が失敗。Prasat Trapeang ChhukIK291.04を目指すも場所わからず。
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Prasat Cha-eh IK308

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この後この南のpetit Tnal Svay、Trepeang Tnaol Chhukなど再訪しようかと思ったものの道がまだ心許ない上、一度行ったとはいえ森の中で彷徨うのを繰り返したので自重して未見のガイド氏を連れて行こうとバイタクでNeak Buos再訪することとした。



Prasat Neak Buos SE or Prasat Kuk ProsIK291.03
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前衛寺院 Prasat Kok Srei
再訪 IK291.02
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わたくしそっちのけで写真撮りまくるガイド氏と、バイタクおっさんの図。

Prasat Neak Buos IK291 再訪。
て第二ゲート左側また忘れた。
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日誌にはいろいろ書きましたがさすがにおっさんも親切ではあり、また、もう一人のバイタクあんちゃんはご先達と一緒にあちこち行ってて詳しかったです。

なんだかんだでバイタクあんちゃんの口から次から次に遺跡の名前が出てくるとにやけてきます。
明日連れて行こか?などと言ってましたがシェムリアプに行かねばならず、彼らに再会を期して別れました。

2/11
Khvav ,SiemReap州
Spean Ta Ong
 IK222
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グーグルではTa Aukになってる。が、この看板でも Ta Ong。
通っただけだがこのような様子で車両制限。保護している。ので傍らに説明の看板が立っていた。

きれいな橋だから守ってほしいと思う。トラックはKompong Kdeiから北上する道を使ってKhvavに来てた。こっちの道の方がアクセスはいいかもしれない。

Vat PeungPeang Bak Roteh CISARK4817
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山の中なのに賑っててピックアップトラックも。Khvav、下手すりゃこちらも大橋で有名なKompong Kdeiつまり6号線から乗り合いで来れるのかもしれない。相当の悪路で普通の四駆は無理っぽそうだったが。大型トラックも2台止まってた。

Prasat (Trapeang) Khnar CISARKさん未登録 昨年グーグルマップで行った人がいるのを見つけて行ってみようと決意。
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三列の祠堂が3(+経蔵?),4,3で並ぶ、3列目中央祠堂から北祠堂および2列目北祠堂ないしは経蔵を見て←が中央祠堂へと東西に扉が開いた前衛+レンガの回廊。

Speanの一つ
橋の西側は川というか池になってるのでどういうことかと思ったがよく見たら道が¬北にずれていた。
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Prasat Phty
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 CISARK3579 Veal Phtyはベンメリアの別名でもありますね。

2/12 ここ数年旅の終わりはアンコールワット詣でをしてましたが、入場料が一日20$から37$に値上がりしたので行く気が起きず。

①アンコール遺跡保存事務所 今はやたらインド国旗の目立つ場所になっててインドが研究してるんでしょうか?
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展示全部見るのも時間がなかったので碑文だけ見ることにしましたが2棟ある建物それぞれに5$払えとのこと。まあ2003年に行ったときは20$渡したのでまあましかと思いましたが、棟内は写真は厳禁で係りのおじさんは頑なでしたわ。
90年代ポルポト派ではないどこかの戦車が突っ込んできてお宝を盗んでいった時代のトラウマが残ってるんでしょうかね。人にもよりけりだと思いますが。

碑文のプレートないしは直に書かれている番号、Kナンバリングしてるものがほとんどでしたが、それ以外の90年代に出たもの含め、私の数えたところ128本の碑文をノートにメモってリスティングしてたら時間が無くなりました。

以上。