カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

なんだろ

途中で投稿したので上げ直し。
2/3
羽田出発する前にsimfreeのパッドが調子悪い。電波が拾えずネットに繋がらない。
Simカードは正常のようである。もともともっさりしてたが、買って1年強でもうだめなのか?というかテザリングできないと莫大な通信料を取られる。

それを勘案すると新しいSIMフリー端末を買った方が良さそうである。
しかしシェムリアプで買うには時間がもったいない。
ラタナキリまで行くのである。

仕方ないので バンコクの空港で探したらサムソンと Huaweiしかない。やむを得ず一番安い後者のタブレットを買う。余計なおまけまでもらって荷物を増やしつつ、

搭乗口のカウンターに毎度のようにカンボジアの入国書類が置いてあるので取るがなんか物足りない。
ま、いいかと乗り込み
乾季なのに水浸しで青々とすらしている田んぼが見え困ったなと思いつつ、
入国時になってカウンターには出入国カードが置いてなかったことに気づく。それにしても並んだ列の審査官が明らかに遅くもたもたしてて、ほかの長い行列のほうが2倍のスピードで進んでいく。列の後ろの人もみんな逃げて結局最後になってしまう。

が、まあカードもらわないといけないので最後でいいやとあきらめる。前と違って横のカウンターのおっさんに
カードもらって出るまで50分くらいかかかった。カード書くのは1分もあればできるがやはり年々目が覚めた霞んでみ字が見えなくなるのを実感させられる。
にしても、ここまで処理能力に差があるとなんだろなと思う。
個人でいく場合かえって列が集宇してる真ん中に並ぶほうが早いかもしれない。

ともかくラタナキリへ移動だが、AnlongVengから行くという。
TbengMeancheyからずっと舗装道行ったほうが早いと思うが。

さらにSraAemからChoamKsan行くのかと思ったらなぜかPrasat Preah Vihearへの道へ北上しだす。
あと数キロでSraAemなのになんでこんな遠回りを繰り返すのか。
結局プリアヴィヒアのチケット売ってる前通ってほんと時間の無駄だと思ってイライラしてたらなんか分かれ道があって道路標識にもancientなんちゃらと書いてある。

なんとまあプリアヴィヒアへの古の参道である階段への案内で道もそっちのほう通るという。じゃ寄ってもらう。
程なくふもとのtrapeangがあり、その北東に入口があり古い階段など書いた表示がある。入って程なく小屋があってその奥の砂岩の基壇と石段が見えた途端に機嫌がいっぺんによくなる。
石段が延々続いていてその横に新しく木の階段ができている。
小屋から管理人のおじいさんが出てこられいろいろ話を聞く。
おじいさんは72歳でなんと父親の代からここの管理をしているとのこと。
そして1962年に晴れてプリアヴィヒアがカンボジアに帰属が決定されたのを祝い
ノロドムシハヌーク殿下が儀式を執り行うためこの石段を登り、おじいさんも同行したとのこと。

今までタイが3回ここに戦争仕掛けて来たが3回とも負けて撤退していった、と誇らしげだが、国境でカンボジア人が何人も殺された、ともいう。
暫し話を聞きつつ遺跡に時代ごとに重層化して積もっていく歴史を思う、

のはよいが、せっかく張り切って木の階段も整備(しかし昨年5月にせよ2011年にせよ上からはわからなかったが)したのはよいが人がいない。やはりふつうはチケット買わされて車に乗せられて上がるもんだろなと思うが、一回くらいはここから登ってみたいもんです。ただ遺跡まで木の階段があるとはちょっと思えないが。

自力で石段を眺めながら歩いて登りたい人はチケット買ってこっちに来ればいいそうです。
がふつうに暑い時期はやめといたほうがみのためかとおもわれますよ。

さてその後もなぜか人目を避けるようにかつてさまよったThnal Svayや教えていただいたKomping Puoiなどの近くの隔世の感がある車道を通ってChoam Ksanにやっとついていつもの食堂に行く。
おっさんがどこから来たというのでAnlongVeng通ってきたという話が始まったのでここぞとばかりに

SraAemのほうが近くないのかというと、あろうことかおっさんも今来た道が近いなどと言う。
地図を見るとSraAemのほうが近いが埃っぽいがこっちのが近いという???
どう考えても舗装道普通に一直線に来たほうが早いし実際昨年もそうしたんだが。

でもまあ去年世話になったトラクターの店で奥さんやおばちゃんたちにあいさつして今年も連れて行ってくれそうな様子に一安心する。
ここから昨年の逆にStoeng Treng へ向かいメコン川にかかる橋で案の定観光地化してた最高点付近でサンセットの記念写真撮りまくる家族づれに日本なら炎上不可避だなと思いつつ混じりつつも夜になるのでストゥントレンで泊まろうかというのへ大丈夫と運転手氏は張り切り8時前には無事到着。かなり遠回りしたが長時間休みは取ってるが運転し続けるのは大したもんです。

ボンカンサン湖に光の道を掛けながら登る大体二十夜月のなんとも言えぬ美しい風景を若干凍えつつ見ていればまあ心も凪いでくるもんです。