カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

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Preah Put nau Pham Kalay Ta Vang Phnom Kok Ven Saui
グーグルマップにロケーティングしているベトナム人の人のコメントが意味不明でキーを押したまま寝落ちしたんだろうと思うが参考にならない。が位置は完璧だった。帰ってから口コミ書いときますわ。
私的には素晴らしい遺跡だった。プノンペンにおさらいに行かなくては。

ただ車道ぽく見えて途中で狭くなりいけないので、徒歩でのぼり下りバイクがかろうじて渡れる朽ちかけた橋を越え脇道の誘惑にまだここじゃないと無視して歩いて行くとなんと坂を登ったところに寺への入り口のようなあの青看板のゲートがあるではないか。さらにその傍には東屋があり脇道もありあたかもそこが入り口のように見える。がまだ遺跡から1km以上ある。今回はGoogle マップGPSとコンパスを信じて直進しここぞと言う分岐で森に入る。それが唯一解であった。

このあとでCISaRKさんがUTMで測定したところをジャングルの中無理矢理漕ぎ分け枯れた川を辿りリポビタンDのcmに使えそうな木の橋で川を渡り回って見たが何もない。
いやレンガが広範囲に落ちてはいるようだが周壁もないし神像は出土した地点も川のほとりで何もない。森の中でGPSが狂うのもやむを得ないが、彷徨って当然人跡も稀で道もない中、遺跡に戻ったら最初に見てたのは東の前門だったようで、巨大な主祠堂を見つけて驚嘆。
帰りも探しつつなんとか道を戻れて一安心。

追記UTMもいろいろあってカンボジアが採用してるのはIndian 1960という古めかしい奴でこれを緯度経度に変換するサイトがなかなか見つからずソフトも売ってるが莫大な金額で、どうしたものかと思ったらやっと見つけたのが旅のあとという。それも正確かどうかわからないのでいずれ一項をもうけたいとおもひます。

このまま西進してTuol Kalay Ta Vangにいくと大変なので一旦Ven Sauiの船着場に行って遅い昼飯をとりつつグーグルマップでは心もとないKalay Ta Vang村へ到達できるのか情報を集める。
が揃って誰も知らない。
諦めて川を渡って中国人村に行こうと思ったら小舟しかないと言う。いやグーグルマップでフェリー写ってたんだがイマイチガイド氏も一回ここまできたことある運転手氏もわかってない。から乗り気でない。

仕方なく村への脇道の地点まで行くとそこではさすがに知ってて立派な車道ができたてでるとのこと。
で村へ到達したのは良いが誰もTuol のことは知らないという。さらにCISARKさんの情報では村で三角形の石を保存しているという話だったがやはりそれも知ってるものは誰もいない。
というか村人が揃って皆若い。お年寄りは全くいない。村自体が新しいのかもしれないが、この少数民族の言葉とおぼしき名の村ではあまり興味もないのか?
しかしCISARKさんのコメントではちょうどPreah Put と村の中間、おのおのより2km西ないしは東、しかしUTM(これもちょっと怪しい書き方してるが)と地図では村の近くに座標がある。
ここもGPSの誤差があって当然いっても何も無かった。
さらに深い渓流がここでも蛇行し、行く手を阻み、
よしんば川を渡ったとしても道なき道を掻き分けていかねばならずもう夕暮れ時で暗くなれば迷う危険もあるため涙を飲んで諦めた。
遺跡かどうかはわからないが村人の話では匹から30分ほど行ったあたりに大きな石が 3つ4つある場所はあるらしい。自然岩だとしても、石像や石材の材料を示唆しているかもしれない。
帰国後記すが、この村の南には怪しい場所があるため本当なら、じっくりさまよってみたいが、ジャングルと渓流に阻まれ難しいだろう。
村に戻り渓流へと続く道へ入ると、行きがけに石があるか聞いた少年の1人が、川に石があるとすれ違いざまに言う。渓流へ 降りてみると美しい風景の中村人たちが水浴びしており、
尋ねてみたらそんなものないと言う。

それで終了となった。

船着場に戻り夕景を見てたそがれていると上流で車を積んだフェリーが川を横切ってくる。
やっぱり車渡れるじゃん。
村を川沿いの道を500mほど上流へ行くとレンジローバーに乗った明らかに中国系のにいちゃんが今から戻るらしく親切にもいろいろ教えてくれた。が、何やら片言の中国語で話しかけられたのはなぜだろうか。
さて、明日この川を渡るべきか思案。

バンルンの町に戻り、昨晩湖の対岸に煌々と並ぶ
んでた明かりが気になってそっちへ行ってみたら、老舗の、今や一番の高級ホテルであるテラ・ルージュの北になんとレストランが並んでおり、湖沿いのタイル貼りの歩道にござを並べて、そこで各スープスキや料理を食べているではないか。

川床のような、なんだか花見のような雰囲気で、風が若干冷たく鍋をつついてビールを飲めばほんと花冷えの中花見をしてる気分で花はないけど乙なものである。
が、調子に乗って酒まで飲んで屋台のノウムラ・ディ(タイ風クレープ 薄く伸ばした生地を焼いて卵の黄身を塗って練乳と強い子のミロを振りかけて(カンボジアではミロは結構こう言う使い方してる)巻く 最近流行りだしたらしい)まで1日遅れの恵方巻きがわりに食べてはせっかく今日消費したカロリーが元の木阿弥である。