カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

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6号線を西に行く際の定番であるがPuokで鶏の焼き鳥を買う。
地鶏とブロイラーがあるようになっていた。
地鶏を買うが買うたびに値段が変動してるようで今回は比較的安めだった。

バンテアイミエンチェイ州
博物館 に行ったら土日は休みだった。
グーグルマップにも載ってたが今回は情報通りだった。
しかし土日休むとは。
外の台座などのみ見て引き上げる。
スヴァイチェク
1Prasat Chon Thai?
場所が全く同定できず予測地点の横の小川でなんかしてた奥さんに聞くが遺跡は無いという。
ただ他にそれらしき場所もないので調べに行く。が、陶片を一個見出したのみだった。
北西に行くと遺跡があると教えてくれたが既出のPrasat Sdok Kak であった。
かなり時間経過したので
3Vat Svay Chekで弁当と焼き鳥を食べる。
基礎のラテライトや台座を重ねてまつってある。Prasat Svay Chekの名残り。相変わらず焼き鳥がうまくて安心する。

Ta Pou村
前年東西軸から傾いた並びをしている遺跡について書いたのでその一例である遺跡群? に行くが、この村も遺跡が密集していると言える。のであちこち見て見ることにしたが場所が定まらない。
4Prasat Anduok Rongear ?だったと思しき場所ないしはグーグルマップでは環濠を持った丘は全て芋畑と化し環濠も何もない。もしかしたらもう少し北東だったのかもしれない。
が西のトラペアンとその先の藪に行った。池の土手で陶片を見いだすが藪もただの土手でしかなかった。野焼きでそれ以上は立ち入れなかった。

こんな調子で時間食うと主目的が達せられずもう一つ近くにあるPrasat kok Reangも見つける自信もなく諦めらる。
もう一か所だけ村の東の環濠状の遺跡らしく見える田んぼの中の空き地に行くが全く何もなく、時間だけがいたずらに過ぎていく。

村に入り中にあると思しき
5.Ta Vienも住民に聞いてもないというのみで空振りばかりでガックリする。
と、北に進むと仏堂がありラテライトが並べられていた。東の方の遺跡から持ってきたというが場所は不明だった。
村人のおじさんからPrasat Pramはあると聞き場所も事前に同定できてたので行く。村の北に小さなトラペアンがありその北側に
6.ネアクターがあり中には石とスマートな曲線を描く黒釉盤口瓶の脚の部分が3つほど、胴の部分が一つ祀られていてその美しさに空振りの焦りも和む。
北上して途中にPrasat Ta Pouと推定した場所は環濠を持つ丘であるー遺跡はなさそうだが、これは帰りに見ることにし、
7.Prasat Pram
ラテライトの外周壁を持つレンガ造りの遺跡で全て崩れているが東西の門と参道、南北の経蔵、南だけやや前に建って不規則な、直列している3主祠堂と、5つ以上の建造物からなる定型的な10世紀の遺跡であるか(翌日行った遺跡と混同してて修正)とうとうボケ始めたか)。やっと遺跡である。

8.Prasat TaPou と思しきTuol
何も建造物の痕跡はないが環濠の北外周にすでに紋様が入ったアンコール期の多彩な陶片が落ちており丘にも夥しい。遺跡はなくても陶片の文様が精緻で
いつまでも見ていたいが村に戻る。

9Vat Ta Pou グーグルマップで修道院と表記されるが寺である。寺の外北部と寺の前にネアクターの祠があり共に薬研のすりこぎや、後者はトルソー 肩の部分だけだがーがあった。

10さて記事に書いたPrasat Ta Molかどうか不明だが東西に丘、丘、池と並ぶ集合体であるが、
・・・
芋畑、芋畑 、池は池だが、それだけでしかなかった、というかなくなっていた。しかし芋畑の間にはかなり、池への間にも、そして池から南西に戻る途中の畑には一個の割れた土器片の集まりと、陶片は夥しい。

帰りにガイド氏が今度は携帯無くしたと言い出すが、探さなくていいと諦めモードである。
こっちからかけて見るが不通のアナウンス。
拾って電源切られたのだろうという。

が車に戻るとクーラーボックスの中に落ちてたと運転手さんが渡す。
古い携帯だが仕事ようなのであってよかったが電池抜いて乾かすように言っておく。

もう1箇所この東南東に池に挟まれた場所があり遺跡ぽいので行こうとしたが
11途中の集落にまた仏堂がありラテライトと台座が置いてある。遺跡がありそうだがその場所へ
目指そうと民家を通るとそこのおっさんにないと言われてやめる。

ただその先に遺跡があるとは教えてくれ北にトラペアンがあるか聞くとすぐ隣にあるというので名前がわからなくてマーキングだけしていた場所のようである。
がもう夕暮れで時間がないので
道から近い遺跡へ。

11.Prasat Ta Ong ここは同定できてた。
ラテライトの基部のみが残るがやっとまた遺跡であった。
ここから東にまた丘や池が一直線に並んでいるが時間もないのでこの村はここでおしまいで後にする。なた来ることはあるだろうか。
ガイド氏の携帯も乾季のおかげか乾いて復活したようである。

村から東へ行くと大きなバライがあり
12Prasat Pheas がある。ここはGoogle マップにも載っておりお寺の南側に遺跡がある。
なんか久々に砂岩の遺跡を見た気がするが
一基のみで崩れかけたとはいえ装飾が美しく、
またそれ故に非常に残念なことに祠堂の角にはドヴァラパーラ、テヴァダーとが配されていたというのに一つの未完の門衛以外全て盗まれていた。手に持っていたであろう蓮の蕾や爪先だけが残り無残である。
装飾の繊細さからして、
残っていたら美しかったであろう。
そこからシソフォンとPreah Netr Preahの間くらいに6号線に出て2時間弱で、しかし8時過ぎにシェムリアプに戻る。