カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

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特にすることもないのでなんかAPSARA からのイオン博物館の収蔵品が増えていると言ううろ覚えの情報をもとに向かう。
Tonle Sunguot からの出土物が増えていたか。伊万里なども置いてあったが相変わらず誰もこない。
何が足りないと言うのかははっきりしている。
あまりに宗教と切り離され過ぎているからである。
親切な職員も気の毒だ。
千仏塔とか仏像の大きいのは首とちゃんとつなげて祭壇にすればカンボジアの人はお参りがてら見に来ると思うのだが。プノンペン国立博物館だっていまだにジャスミンお供えしてるし。
アカデミズムだけ追及すると人の心から切り離されてしまうところがあるのではなかろうか。


EFEOで本でも買おうと行ってついでに地図の引き出しが若干出ているのを開けて閉めようとしたら引出の奥にたぶん地図が落ちて詰まっていて閉まらない。カンボジア人のにいちゃんを呼んで詰まってると言うがなかなかやめろと言うのに無理に閉めようとしては引出が引っかかり危ない。引き出しを一旦外して奥に落ちてるのを取らないと、と何度か言ってやっとその方法をうけ入れてくれて、おくに丸まって詰まってた地図を取り出すが1939年の地図やらいくつかの古書的価値も高い貴重な地図がかなり引っかかって破損していた。なんとか取り出して引き出しが閉まるようになり、あんちゃんに礼を言われるがああもったいない。誰がこんなずさんなことしたのか。引出にはバインディングがついていたが弱いのも一因かもしれない。


セデス先生のICで今回訪れたバンテアイミンチェイ州のPrasat Ampil Rolom の碑文見て見るが何と往時は祠堂三基ありそれぞれの両扉にプレアンコールからバイヨンまでの碑文があったようである。
現地にあったの以外はどこに行ったのか。

あんちゃんがカンボジア人の研究機構であるらしきYOSOTHORとか言うののhpのコピーをくれる(後で見ると前よく買っていたUDAYAという研究誌を出してるとこだったこれもボケの始まりか)。そこが出してるクメール語での碑文ー古代クメール語の学習書があり良い本だと言うが在庫がないと言う。今度買いに来ると言うと蔵書シールと印を消して売ってくれたが良いのか?EFEOの蔵書だったようだが。まあまたプノンペンから送られるとは言ってた。
なんか妙に感謝されたが、まあ今回の旅もこれで終わりとなり帰るだけである。
運転手氏、ガイド氏に厚く礼を言って別れ、空港でチェックインするが、スーツケースが25㎏までしかダメだという。バンコクエアウェイズのマイル会員証スーツケースの中に入れていたのを帰国後思い出した(以前それ提示したら許された)。オーバーチャージ払おうかと思ってたらなんか小分けしたらよいとのことで長年持ち歩いていて一度も使う機会のなかったコーデュラナイロンの簡易ボストンバックを取り出し本やつぶれてもいいお菓子やコーヒー、サンダルなど詰め込んで二個口に分けたらそれでOKです、という。どういう理論なのか。まあ昔オーバーウエイト見逃してやったから金よこせとたかって来た輩(断ったら仁川に荷物飛ばされた)に比べれば親切な係員のにいちゃんだった。

保安検査で列を作ったまま話し込んで左のレーンが空いてるのに右レーンから続く列に固まって進まない前にいる中国のおばちゃんたちにあきれつつ
左に分け入ってそのときまた扇子を落として紛失する。3年ぶり2度目だがいつも旅先で消えてしまう扇子は身代わりになってくれてると思っているので諦める。

セキュリティ上はなはだやばいカバンであるが無事日本迄着いた。クッキーの箱が何個かつぶれていたが被害は僅少だった。
それはよいが、

JALの羽田国際線からの国内線乗り継ぎ時間がオンタイムで着いても1時間10分しかない。何でこんなに無茶スケジュールで売るのか?

最初から無理だと分かってたが電話で聞いたら設定がネットで出てくる以上可能という答えだったのに荷物出るまで30分、税関で10分、シャトルバスにダッシュで中国人とすし詰めになって乗って20分弱で、もう出発10分前。カウンターで、ここで言ってもしょうがないのは分かっているが、無理でしょこれとぎゃあぎゃあ文句言いつつ手続きしてもらい、搭乗口まで急いでやっと乗り込めた。
毎回利用して場所分かっててさらに優先つけててこれだから初見の人や急げないお年寄りなどはぜったい間に合わないだろう。ここで書くだけではしょうがないので、JALにも要望送っておいたがどうなることか。

無事家に着いたらなんかJALから一応抑えている5月のフライトスケジュールが国内線乗継同ルートでゆとりあるように変更されて連絡来ていたが、これは要望送る前だったから、さすがにほかからもクレーム来たか、無理と気づいたと思いたいが。

あんまりこういうこと続くなら無理してJAL乗る必然性がなくなってしまうもんです。
来年はANAプノンペン直行便使ってみようかとちょっと考えているところであります。