カンボジアの歴史探訪 2

つかいにくいのでFC2にて活動しますわ。

2019年雨季の筈の旅 5 番外 ポイペト~アランヤプラテート出入国

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5月3日
旅慣れた人には今更の常識であろうが、
あまり情報もないので、参考までにポイペトーアランヤプラテートの出入りの経過についてそれなりに書いておく。自分の備忘のためもある。なおグーグルマップも4,5年前のものも多く、投稿された写真も古いものは様相が一変しているので見てもわからない。そこは注意しておいた方がいい。

 

到着までは紆余曲折を経たが、出入国自体の手続き自体はそこまで難しくなかった。


が胡散臭い連中がやたら徘徊していて、役人のふりや、オフィシャルなふりをしているので、
一切無視したほうがいい。特にカンボジア側。タイ側はあまり気づかなかった。

 

ポイペトでカンボジア入国のビザを取るのは、してないのでわからない。

 

最初にカンボジアの空港でマルチビザ、リピーターなら3年の観光ビザを取った方が圧倒的にお得である。
2月時点では、プノンペンではモニターにやたら目立つように「日本人限定 3年観光マルチビザ」の告示が繰り返し表示される。シェムリアプにはモニターなど表示は全くないが、言ったら取れたので、
最初にビザフォームを提出するときに申し出るとよい。

 

シングルの観光ビザで30ドル 3年マルチで80ドルである。値段追記しておく。90ドルとしているサイトもあるがプノンペンのモニタ表示も、シェムリアプで実際にわたくしが支払ったビザ代も80ドルである。しかしまあ実際1年はともかく、3年マルチでビザ取ろうという人はあまりいないと旅行会社の方に言われたが。
確かに3年間カンボジアに通い続ける人はわたくしのまわりには多くても、一般的には少数かもしれない。

 

ともかく、
それを使っての出入り実験も兼ねている。
結果からいうと、1リエルも1バーツもかかることなく、出入りできた。

 

カンボジアは車が右側通行なので、進行方向に向かって右側に事務所があり、
タイは日本と同じ左側通行なので向かって左側に事務所がある。
と覚えて公式のところ以外は見向きもしなければよい。


カンボジア出国でかでかとDepartureと書いてあるので、胡散臭い輩にはわき目もふらずここを目指す。

 

ここの入り口で、持ってない人は出入国カードを係官からもらう。が、出国カード持ってるとパスポート見られ、帰りに備えてあらかじめもらおうと、果ては無理やり取ろうとしてもくれない。入国時に貰えと一点張りである。
なんでそんなにケチなのか、あとでわかった。

 

タイのそれは自由に取れて、それを根こそぎ取って旅行者から金を巻き上げようとするよからぬ輩がいるからだった。

 

昼前についたので朝シェムリアプを出発したバスのラッシュと重なり、通関もそこそこ並んでいて暑い。が、扇風機を事務所から持ち出して回し始めたので、若干風が当たる。今のところ4列で80人くらいである。
ただオフシーズンでこれなので、2月とかハイシーズンには1000人くらい並ぶこともあるらしい。
その時期は数時間ゆとり見といたほうがいい。

 

そこで特段問題なく、意外とフレンドリーな役人からパスポートを返してもらってタイ方面へと歩く。


出国してもボーダーまではカンボジア領で、カジノやら店やら市場が混とんとある。
道を渡って南側の歩道を歩く。
橋を渡り、橋の真ん中までカンボジア国旗、それからはタイ国旗にかわる。


タイの出入国カード記入所白い屋根の吹きさらしだったのここだと思う。ここの先は右がカンボジア、タイ人のボーダーパス専用税関 左のエスカレーターの上がパスポートコントロールであるが。

 

記入コーナーにあるはずの出入国カードは胡散臭い連中が取ってしまって束で持っていて、旅行者から金をせびろうと徘徊しているので、そんな連中に間違えてパスポート渡したらアウトである。ここまでは胡散臭い連中がウロウロしている。

 

カウンターに座っている係官から直接貰う。ここも初見では戸惑うだろう。

 

カードをもらったらコーナーで書き込み(ペンなどないのであらかじめ用意しといたほうがいい)、

 

③国力の差かエスカレーターで二階に上がり、ここは入れるのか?というマジックミラーで中が見えない
ドアを開けると、中に行列ができている。ここがパスポートコントロールだった。

 

エアコンとファンがあってきんきんに冷えていて、国力の差を見せつけられる。

 

行列を無視して進むばあさんなどいてもイライラしてはしょうがない。
蛇行する列の間に荷物だけ置いて進み、次の列に上がった時回収する人が多い。
大したもの持ってなければいいかもしれない。

 

200人弱で通関は3人でやって1時間弱くらいだった。ちょうどピークに出くわしたらしく、その後は列は短くなっていった。故障とパンクがなければ今頃とっくにタイに入れたのにとは思うがしょうがない。

 

パスポートコントロールで、
入国カードにどこに泊まるのかと聞かれ今日帰る、ハーチャウモンと英語混じりでかろうじて
言うとなんとか抜けられた。
カンボジア人のガイド氏も、彼はボーダーパスでもよかったのだが、同じく、わたくしよりはあっさりと抜けたようだった。階段降りたらさっきズルしてたばあさんが仲間の婆さんと階段脇に座り込んで駄弁っていた。

 

ついでに帰りは、

 

タイ出国
は、道の左側の屋根付きの歩道を歩いていく。ここら辺には物売りが結構座っている。
歩道を抜けると、エスカレーター止まっていて、2階じゃなく左から建物に入る。また入りずらい雰囲気のドアを開けてパスポートコントロールだが、夕方ということもあり空いていた。18時前くらいである。15-16時くらいまでは、バンコクからの電車やバスの到着時間でそれなりに混んでいるかもしれない。この時間ならシェムリアプまで行く人も少ないようだ。

 

サラっと通関したら、また歩いて橋を渡り、国境を越え、カンボジアに入ると道の右側にまた渡る。

 

ここはよく見てないので参考にならないことを注意しておくが、
カンボジアのアライバルビザの事務所
があるが、はっきり言って紛らわしい輩の事務所擬きもあるので見極めが必要である。

 

一瞥しただけでもPassport Officeなどと看板掲げた胡散臭い小屋など見られる。これらはカツアゲ、仲介料と称してパスポートを人質に金をせびる輩なので要注意である。

 

わたくしは関係ないので素通りして、巨大なカジノモールとでもいうのか、それの連絡通路をくぐりぬけるが、チラっとみると開けられたドアからスロットがずらりと並んでいたりするのが見える。日本のパチスロ屋をちょっと豪華にした感じだが、客は時期か時間がずれているせいか少ない。が、あやしい雰囲気なので足早に抜ける。

 

タイ側よりせまい、屋根付き歩道を通り、途中トイレがあってそこそこきれいで助かったが、
immigrationのパスポートコントロールへ。そこで出入国カードを貰って狭い記入カウンターで書いて通関だが、18時ということでか、ガラガラである。
ガラガラであるてことは金せびられたり、絡まれる心配があったが、特段そういうこともなく、せっかくマルチビザのところにカードはさんで広げたまま渡したのに、わたくしの過去のビザをいちいち用もないのに見て時間がかかるが、それもほんの数分で無事何事もなくカンボジアに戻れた。
つまりカンボジア、タイの往復で通関するのに特段費用など全く不要だった。

 

タイのほうがまだ近代的で、治安もよく安心できるはずなのだろうが、混とんとした国境の間を抜けるとカンボジアのほうがやはりほっとするのは不思議である。別段会った人たちも悪い人たちは全くおらず、タイでもいろいろよくしてもらったのだが。